がんについて知っていますか?

更新日:2025年02月26日

ページID : 2273

がんの早期発見早期治療のため、がん検診をお勧めします。

日本人の2人に1人ががんにかかる可能性があります。

現在わが国のがんによる死亡者数は年間37万人を超え、死亡原因の第1位です。また、2人1人ががんになり、4人に1人ががんで亡くなっています。

早期発見・早期治療による生存率は90%以上

がん検診を受けることは、がんを無症状のうちに早期発見・早期治療し、がんで亡くなることを防ぐことにつながります。

参考:国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」

がん検診について

【がん検診の分類と職域検診】

日本のがん検診は大まかに、以下の3つに分かれます。

1市区町村が実施する「住民検診」

2事業者や保険者が実施する「職域検診」

3その他のがん検診(例:人間ドック)

【高岡市のがん検診について】

実施期間:例年4月から12月までの期間で集団検診、医療機関検診を実施。

対象:高岡市に住所があり、職場などで検診を受ける機会のない人

高岡市のがん検診

種類

検査内容 対象年齢

受診間隔

胃がん

・胃部エックス検査または胃内視鏡検査

40歳以上 2年に1回
肺がん

・胸部エックス線検査

・喀痰検査 喫煙指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)600以上の方が対象

40歳以上 1年に1回
大腸がん 便潜血検査 40歳以上 1年に1回
乳がん 乳房エックス線検査(マンモグラフィ) 40歳以上(女性) 2年に1回
子宮頸がん

・内診

・細胞診

20歳以上(女性) 2年に1回

(追記)60歳の人を対象に「前立腺がん検診」も実施しています。

がん検診のメリット

がんにより死亡するリスクを減らすことができる。

身体に負担の少ない治療で済ませることができる。

がん検診の主な利益は、標的とするがんによる死亡を防ぐことです。そのほか、早期発見により治療が軽度で済むこと、本当にがんがない人が検診で「異常なし」と診断されることで安心して生活できることも利益です。

 

子宮頸がん検診と大腸がん検診では、がんだけではなく、がんになる前の病変も見つけて治療することにより、がんになることを防ぎます。また、その結果としてがんで亡くなることを防ぎます。

(注意)検診で必ずしもがんを見つけられるだけではありません。また、がんでなくても がん検診の結果が「要精密検査」となる場合もあります。

検診結果に関わらず、自覚症状がある場合は早急に医療機関を受診しましょう。

 

この記事に関するお問い合わせ先

健康増進課
〒933-0045 富山県高岡市本丸町7-25
電話番号:0766-20-1345
ファックス:0766-20-1347

メールフォームによるお問い合わせ