木造住宅耐震診断・改修支援制度
今年度の追加予算分の受付を9月19日(木曜日)から開始しています。
令和6年1月に石川県能登地方を震源とする最大震度7の大地震が発生し、市内においても大きな被害がありました。阪神・淡路大震災の犠牲者の約9割は、古い木造住宅の倒壊等によるものとされており、住宅の耐震化は市民の生命・財産を守るうえで重要な課題となっています。
高岡市では、地震による住宅の倒壊等の被害を最小限に抑え、地震災害に強いまちづくりを促進するため、市内において住宅等の耐震改修を行う場合、予算の範囲内で、下記のとおり補助金を交付しています。
支援制度の対象となる住宅について
高岡市内にある住宅で、次の要件すべてを満たすものです
- 木造の一戸建てで、階数が2階以下
- 建物の過半が昭和56年5月31日以前に着工して建てられたもの
- 在来軸組工法(柱・はり・筋かいで支える工法)のもの
耐震診断の支援制度について
富山県が住宅の耐震診断に必要な費用を9割負担しています。自己負担額は下記のとおりです。
耐震診断費用(自己負担額)
- 延床面積が280平方メートル以下の住宅
(図面あり)2,000円 (図面なし)4,000円 - 延床面積が280平方メートルを超える住宅
(図面あり)3,000円 (図面なし)6,000円
(注意)「図面」は、間取り寸法、壁の位置が記載された図面とします。
令和6年能登半島地震で被災した住宅は、上記負担額も補助します。
お申込み及びお問い合わせ先
一般社団法人富山県建築士事務所協会
- ホームページ 一般社団法人富山県建築士事務所協会
- 電話 076-442-1135
耐震改修の支援制度について
住宅の耐震改修に要する費用を補助しています。
※り災証明書のある住宅の耐震改修は下記被災木造住宅の支援を受けることができます。(併用不可)
本事業は、補助金の「代理受領制度」が活用できます。
対象となる工事について
次のいずれかに該当する工事
- 建物全体(1、2階)をIw値1.0以上に改修
- 建物全体(1、2階)をIw値0.7以上1.0未満に改修
- 1階(全体)だけをIw値1.0以上に改修
- 1階の主要居室(寝室・居間等)だけをIw値1.5以上に改修
(注意)Iw値とは、耐震診断による評価値
補助金額について
耐震改修工事の設計に要する費用の3分の2(限度額20万円)
耐震改修工事に要する費用の5分の4(限度額100万円)
お申し込みについて
(1)申請方法
建築政策課へ申請書類一式を提出
(2)注意点
- 申請前に事前相談が必要です。
- 着工日(契約日)前に申請が必要です。
- 申請される年度の2月末日までに工事を完了させ実績報告をする必要があります。
- 年度毎の予算内で先着順となります。
(3)その他
固定資産税等の減額措置も併せて受けることができます。
国土交通省ホームページ(各税制の概要について)
高岡市木造住宅耐震改修支援事業費補助金交付要綱
高岡市木造住宅耐震改修支援事業費補助金交付要綱 (PDFファイル: 166.6KB)
書式
(1)申請(第6条関係)
交付申請書、事業計画書、収支予算書
(2)変更等(第8条関係)
計画変更承認申請書、計画変更交付申請書
(3)実績報告(第9条関係)
実績報告書、事業実績書、収支決算書
(4)補助金請求(第11条関係)
請求書
(5)代理受領(第12条関係)
委任状
富山県内の耐震改修事業者について
富山県のホームページにて、耐震改修工事を実施できる事業者のリストを公開しています。耐震改修工事についてのご相談等にご活用ください。
木造耐震改修関連資料
誰でもできるわが家の耐震診断 (PDFファイル: 3.1MB)
富山県木造住宅耐震改修技術提案書(概要編) (PDFファイル: 2.1MB)
関連リンク
- 地震がわかる!Q&A 地震調査研究推進本部
- 地震を正しく恐れる 地震調査研究推進本部
- おしえて!地震につよいまちづくり 〔耐震診断や耐震改修って、そんなに大変なものではないんです!〕
- 耐震改修ってどのくらいかかるの? 〔耐震改修工事費の目安〕
更新日:2025年02月01日