もったいないの心で築く 循環型都市・たかおか

更新日:2024年03月25日

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 本市では、市民や事業者の理解や協力のもと、「循環型社会形成推進基本法」に規定する廃棄物処理の優先順位の

  1. 発生抑制(リデュース)
  2. 再使用(リユース)
  3. 再生利用(リサイクル)
  4. 熱回収
  5. 適正処分

に基づき、持続可能な循環型社会の実現に向けた取り組みを進めてきました。

2016(平成28)年5月15日・16日に開催された「G7富山環境大臣会合」では、「富山物質循環フレームワーク」が採択され、共通ビジョンとして資源効率性の向上と3Rの推進が掲げられています。

循環型社会の実現には、行政のみで対応できるわけではなく、特に(1)発生抑制(リデュース)、(2)再使用(リユース)、(3)再生利用(リサイクル)では、ごみの排出者となる市民や事業者がそれぞれの立場で「資源を大切にし、かけがえのない地球環境や地域の豊かな自然環境を次世代のこどもたちに継承していく」という意識を持ちながら、責任をもって行動していく必要があります。

本市では、市民・事業者・市が三者一体の協働体制により、今後一層の持続可能な循環型社会を実現していくために、これまで以上にごみの減量化や資源化に対する意識や関心を高め、わかりやすく親しみやすい言葉で広く取り組んでいくことが重要であると考え、2018(平成30)年3月に策定した第2次高岡市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画の基本理念を次のとおり定めました。

基本理念

もったいないの心で築く 循環型都市・たかおか

備考

「もったいない」とは、環境分野で初めてノーベル平和賞を受賞したケニア人のワンガリ・マータイさんが、2005(平成17)年に来日した際に感銘を受けた日本語。「もったいない」には、環境活動の3Rと限られた地球資源に対するRespect(尊敬の念)が込められており、世界共通言語「MOTTAINAI」として広めることを提唱した。(3R+Respect=「もったいない」)

ごみの減量化・資源化の取り組み状況

ごみの減量化・資源化の取り組み状況一覧
項目 内容
ごみ集積場設置補助金交付制度 ごみの分別排出並びに美化の推進のため、ごみ集積場の設置に対し補助金を交付(昭和54年度~)
資源再生品集団回収事業奨励金交付制度 ごみの減量化・資源化の促進、ごみ集積場からの資源物の無断持ち去り対策について、資源再生品を回収する市民の団体に奨励金を交付(平成3年度~)
事業系ごみの減量化・資源化 事業用大規模建築物について、毎年「減量化・資源化計画書」の作成・提出(平成6年~)
廃棄物減量等推進審議会の設置 ごみの減量化、資源化及び適正処理の推進に関し、調査、審議(平成6年~)
ごみ有料制の導入 市民の環境保全意識やごみに関するコスト意識等の高揚、ごみの減量化資源化等を促進するため
容器包装廃棄物等の分別収集 家庭から排出されるごみの減量化・資源化を促進するため
ごみ減量・資源化
啓発・広報
  • 「家庭系ごみの分け方と出し方」の作成・配付(隔年)
  • 出前講座(随時)
  • ホームページに掲載

高岡市では、市民の皆様と一体となって、ごみの減量化・資源化を進めています。

「3R」は、ごみ減量化・資源化のキーワード。Reduce(リデュース:発生抑制)Reuse(リユース:再利用)Recycle(リサイクル:再生利用)
  • 第1のR(リデュース)は、ごみになるものを買ったり、持ち込んだりしないことや、ごみそのものを減らすように心がけることです。
    • 買い物に行くときはマイバック(買い物袋)を持って、レジ袋をなるべく断るようにしましょう
    • 必要なのは、中身です。過剰包装を断ったり、ばら売り、量り売りを利用しましょう
    • 食べ残しや材料の使い残しを減らしましょう
    • 生ごみは、水分をしぼって出しましょう
  • 第2のR(リユース)は、ものを大切にして、捨てずに、くり返し使うことです。
    • 壊れたものも修理して使いましょう
    • 詰め替え製品を選びましょう
    • くり返し使える容器(リターナブルびんなど)を利用しましょう
    • リサイクルショップを利用しましょう
  • 第3のR(リサイクル)は、ごみとして捨ててしまうのではなく、「資源」として正しく分けて出すことで、新しいものに生まれ変わらせることです。

この記事に関するお問い合わせ先

環境政策課
〒933-0951 富山県高岡市長慶寺640
電話番号:0766-22-2144
ファックス:0766-22-2341

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