菅かさの作り方
国重要無形民俗文化財に指定されている福岡町特産の菅かさ。地域の歴史や風土に触れて、菅かさを実際につくってみませんか。
準備するもの
用意する材料(1人分)
- かさ骨(カサボネ)1個
- かさ紙(カサガミ)1枚
- 小骨(コボネ)1本
- かさ糸(カサイト)1巻
- 菅(スゲ)1束
用意する道具
- カサボンコ1個
- スゲサシ(サシビラ)1本
- コマ1本
- スゲコキ(コキビラ)1本
- かさ針(カサバリ)1本
- 指ぬき(ユビハメ)1個
このほかに、次のものを準備してください。
- ハサミ
- 包丁
- 霧吹き
- 手ぬぐい
- ビニール袋
(注意)スゲは、かさ縫いをする前日に水道水で濡らし、立て掛けておきましょう。
スゲサシ
スゲを用途に応じて長さをそろえ、引き裂きます。
シカケ(ハサンケ)
かさの裏面をつくります。
ノズケ
かさの表面になるオヤスゲをとりつけます。
スゲコキ
ノズケしたオヤスゲに光沢をだし、柔らかくします。
かさ縫い
かさの表面を縫い上げていきます。
ズキドメ(シッタッタン)
かさ頂部の仕上げをします。
更新日:2024年03月25日