「ひきこもり」

更新日:2025年03月18日

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「ひきこもり」とは

長い期間(おおむね6か月以上)自宅に留まり続け、仕事に就くことや学校へ通うこと、友人と交流することといった社会生活の再開が難しくなっている状態を言います。「ひきこもり」は、誰にでも起こりうることで、自分の身を守る反応でもあります。

要因はさまざまで対人関係のストレスや挫折体験、心の病気や障がいの場合もあります。主な原因が精神疾患であれば、医療機関での治療が優先されます。

日中に窓の外には学校が見える薄暗い室内に籠もり膝を抱えて座り込んでいる女の子を描いたカラーイラスト
日中に窓の外には会社が見える薄暗い室内に籠もり膝を抱えて座り込んでいるスーツ姿の男性を描いたカラーイラスト
真っ暗な室内で明るく光るパソコンのディスプレイ画面を食い入るように見つめている男性を描いたカラーイラスト
机に向かって座り片肘をつきながらノートパソコンの画面をぼんやりと眺めている女の子を描いたカラーイラスト

「ひきこもり」について正しい理解を

「ひきこもり」のご本人は、こころのエネルギーが低下した状態で、焦りや無力感、生活リズムが後ろ倒しになりがちです。周囲も、「甘えてる」、「怠けてる」、「心が弱い」と感じ、何とか外へ連れ出そうとして、叱咤激励してしまいがちですが、このような反応はご本人の“心のより所”を奪ってしまうことにつながり、結果的に状態が悪化してしまいます。

周囲の方々は、「ひきこもる時間が心のエネルギーをためるための必要な時間」だとご理解いただき、まずは見守ってあげてください。

また、ご本人はもちろん、ご家族の方も「ひとりで悩まずに打ち明けることが大切」です。ご相談を受けた方は、「すぐに解決しようと指導したりせず、まずは話を聴いてあげてください」。そうすることで気持ちが軽くなったり、少し先の見通しがもてたりすることもあります。

雪が積もる中で地中の穴蔵に籠もって眠る女の子のイラストと、学校の門の前で泣く女の子の手を引いて叱っている女性とバツ印が描かれたイラストとを右向きの矢印で繋げてあるカラーイラスト

「ひきこもり」についてのご相談を

高岡自立支援総合相談窓口では、ひきこもりについてのご相談を受け、関係機関へつなぐなど、支援を行っています。

ひきこもり支援関係機関連絡会

本市では、相談・支援体制づくりの推進を図ることを目的として、ひきこもり支援関係機関連絡会を開催しています。

行政機関のほか、社会福祉法人やNPO法人など関係機関・団体が集まり、情報・意見の交換をしたり、当事者や家族が抱える課題等の解決に向けた支援の在り方などを協議したりすることで連携の促進を図っています。

高岡市お悩み支援マップ

令和4年度に、ひきこもり支援関係機関連絡会で協議を重ね、相談できる場所を記した「高岡市お悩み支援マップ」を作成しました。

高岡市お悩み支援マップ1ページ目
高岡市お悩み支援マップ2ページ目

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