古い家屋の固定資産税が下がらないのですが?
質問
古い家屋の固定資産税が下がらないのは、なぜですか?
回答
家屋の評価額は、現在その家屋と同一のものを新築するものとした場合に必要とされる建築費すなわち「再建築価格」に、年数の経過によって通常生ずる損耗の状況による減価等をあらわした「経年減点補正率」を乗じて求められ、3年ごとに見直しを行います。
ただし、物価水準の上昇等により、見直し後の評価額が前年度の評価額を上回った場合は、前年度の評価額に据え置くこととなります。
建築年次の古い家屋については、過去のバブル期等にこうして評価額が据え置かれていたこともあり、物価の下落と経過年数を加味したとしても、以前から据え置かれている価額を下回るまでにはいたらず、評価額が下がらないといったことがあります。
更新日:2024年03月25日