ツキノワグマによる被害と対策

更新日:2025年04月08日

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ツキノワグマは山では昼に行動する動物ですが、人里ではとても臆病なため人間に姿を見られない夜に行動しています。人里に降りるときは接触を避け夜行性に代わります。また、朝や夕方の薄暗い時間帯に活発に行動します。

クマによる被害

県内ではリンゴ、カキ、クリ、ブドウなどの食害が報告されており、他市では人身被害も発生しています。近年食べ物を求めて山里から平野部出没する傾向もあります。

 

クマへの対策

クマと遭遇しない対策として以下のことが重要となります。

 

・地域ぐるみで山里と集落の境を草刈りを行い、人と野生鳥獣の住処の境目をはっきりさせる。

・山に入るときは、鈴、笛、ラジオなど、音を出せるものを携帯し、クマに自分の存在を知らせる。

・民家の近くにあるカキや栗、ドングリ等の誘因物を適切に収穫し、残さない。

・クマの行動が活発な朝夕は、山中に入らないようにし、入山する際はヘルメットの着用やクマ撃退スプレーを携帯する

・山中でクマの足跡や糞などを見つけた場合は、それ以上奥に進まずに引き返しましょう。

・県ホームページで公表しているクマの出没情報地図「クマっぷ」などを活用し。その地域のクマの出没状況を確認してください。
ツキノワグマ出没情報地図【クマっぷ】

ツキノワグマの前足と後ろ足の足跡の形が描かれたイラスト
ツキノワグマの様々なフンの形が描かれたイラスト

クマに遭遇したら

1 クマが遠くにいるときは
静かにその場から立ち去ってください。

2 近くで、立ち止まっているクマに出あったときは
クマから目を離さず、持ち物や帽子、衣類などを静かに地面においてクマの注意を そらすなどして、ゆっくり後ずさりして離れてください。
背中を見せて逃げると、クマが本能的に襲ってきます。

3 子グマを見たら、そっと立ち去る。
子グマには、絶対に近づいてはいけません。近くに必ず母グマがいます。母グマは、子グマの危険を感じて人を攻撃することもあります。

4 突然、クマに襲われたときは
前足で顔面や頭部を一撃するので、ダメージを最小限に抑えるために両手で顔・頭をかばってください。

クマ情報を提供してください

クマの姿や足跡を見つけた場合は、直ちに110番や市役所へ連絡してください。

  • 高岡市農業水産課 0766-20-1321
    ※土・日、祝日、時間外の場合は、0766-20-1482(0766-20-1482)

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〒933-8601 富山県高岡市広小路7-50
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ファックス:0766-20-1476

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