イノシシによる被害と対策

更新日:2025年04月08日

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イノシシは人間と同様に昼に行動する動物ですが、とても臆病なため人間に姿を見られない夜に行動しています。食べ物は昆虫や植物の根を掘り起こして食べ、県内ではイネ、サツマイモやじゃがいも等に被害が出ています。また、繁殖に関しては年一回5月頃に4.5頭を出産します。

イノシシによる農作物の被害状況

近年は捕獲数の増加ややぶ刈り等の対策に伴い、被害額が減少傾向にあります。

イノシシ被害状況
年度 被害額 捕獲頭数
令和元年 4,027,000円 626頭
令和2年 2,583,000円 194頭
令和3年 1,468,000円 199頭
令和4年 1,633,000円 425頭
令和5年 1,285,000円 451頭

 

農作物被害に対する対策

1.捕獲による個体数の調整、2.電気柵等の侵入防止柵による侵入防止、3.やぶ刈払い等の緩衝帯整備の三つの対策を複合的に行うことで農作物の被害を抑えることができます。本市では「高岡市鳥獣被害防止対策協議会」を設置し、より効果的な対策の実施に努めています。

イノシシに遭遇したら

1.イノシシが平静な状態の場合

近づかず、そっとしておいてください。塀や建物に身を隠しながらゆっくりと後退し、静かにその場から立ち去ってください。
(傘やブルーシートなど、不透明な資材に身を隠す方法が有効な場合もあります。)

威嚇したり、追い払おうとすることは危険なので避けてください。

 

2.イノシシが興奮していたり、威嚇行動を示している場合

人間に攻撃してくる可能性があるので、まず速やかに安全な場所(建物や自動車内など)に避難してください。

  • 市街地の出没など人間に危害を加える可能性のある状況であれば、速やかに110番または農業水産課に連絡してください。
  • 決して餌を与えないでください。餌付けされたイノシシは行動が大胆になり、人身被害の発生につながるおそれがあります。

死亡した野生のイノシシを発見したら

本市でも野生の死亡したイノシシからCSF(豚熱)が検出されました。CSFウイルス拡大を防ぐため、市民の皆様が死亡した野生のイノシシを見つけた際は農業水産課までご連絡ください。

なお、CSFは豚・イノシシの病気であり、人に感染することはありません。また、感染豚の肉が市場に流通することはありませんが、万が一に感染豚を食べても影響はありません。

 

高岡市農業水産課 0766-20-1321

※土・日、祝日、時間外の場合は0766-20-1482(高岡市役所警備室)へ

 

 

この記事に関するお問い合わせ先

農業水産課
〒933-8601 富山県高岡市広小路7-50
電話番号:0766-20-1310
ファックス:0766-20-1476

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