野生鳥獣による農作物被害と対策
野生鳥獣から農作物等を防ぐには
野生鳥獣からの被害を減らすには三つの対策が重要となります。
1.農作物に被害を及ぼす野生鳥獣の捕獲
2.地域ぐるみで侵入防止柵を設置し、侵入させない
3.人里の近くに来ないような環境づくり
これらの対策を地域で一体となって複合的に実施することで被害を減らすことができます。
1.農作物に被害を及ぼす野生鳥獣の捕獲
野生鳥獣の捕獲対策として各地域にお住いの高岡市鳥獣被害対策実施隊の協力のもとイノシシの捕獲を行っています。
※実施隊とは被害防止対策に積極的に取り組むことが見込まれる者(主にわな猟免許保持者)から市長が任命し、非常勤の公務員として鳥獣の捕獲等を実施する組織
2.人里の近くに来ないような環境づくり
野生鳥獣の住処と人里との境を明確にすることで野生鳥獣が人里に出没しにくくなります。山林と人里との間のやぶを定期的に刈り取ることで緩衝帯を設けることが効果的です。
3.地域ぐるみで侵入防止柵を設置し、侵入させない
電気柵やワイヤ―メッシュ柵等の侵入防止柵を農作物の周りや山林との境界に設置することにより、作物への被害を減らすことができます。
高岡市鳥獣被害防止対策協議会
高岡市鳥獣被害防止対策協議会では、地域、農業者、野生鳥獣捕獲隊、鳥獣被害対策実施隊、行政が協力して上記の対策に取り組んでいます。やぶ刈払いによる緩衝帯対策や侵入防止柵の設置に関して協議会から支援を行う制度もありますので地域ぐるみで対策の実施を検討されている場合は下記までご連絡ください。
鳥獣被害防止対策協議会事務局
住所:〒933-8601 富山県高岡市広小路7-50 農業水産課内
電話番号:0766-20-1310
ファックス:0766-20-1476
高岡市鳥獣被害防止計画
高岡市では野生鳥獣による被害を計画的にかつ効果的に防止するため「鳥獣による農林水産業等に関する被害の防止のための特別措置に関する法律」基づき、「高岡市鳥獣被害防止計画」を策定し、関係機関や地域の方々と共に被害対策を行っていいます。
更新日:2025年04月01日