麻疹養生伝

更新日:2024年10月10日

ページID : 11585
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文書名 麻疹養生伝
よみ マシンヨウジョウデン
著者・差出人 重田貞一(十返舎一九)/著
出版元 江戸 蔦屋重三郎他
版年 文政7(1824)
ページ数 14丁
大きさ 17x9(cm)
請求番号 佐渡家 346
解説
麻診は中国の宋代では小児病の一症として扱われるようになった。しかし中世まではおおむね痘瘡の一種と認識され、胎毒が原因で麻診は軽症、痘瘡は重症とされていた。
麻診という語は、江戸時代中期に至り、中国医書の知識から純然たる伝染病との認識が普及していった。
この著書には、麻疹の来由・食養生の仕方・薬の飲み方などが記されている。
なお、著書の重田貞一とは十辺舎一九の本名である。文政7年(1824)の刊。

 

佐渡家文書

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