覆瓿録
文書名 | 覆瓿録 |
よみ | フウホウロク |
著者・差出人 | 渋谷幽軒/著 |
版年 | 天保11(1840) |
ページ数 | 20丁 |
大きさ | 24x16(cm) |
請求番号 | 佐渡家 324 |
解説 |
オランダの薬の処方を書留めたもの。又、使用度の高いオランダ語を、漢字の横にかなで併記したものが書いてある。
覆瓿とは、かめにふたをすること、かめのふたにすることをいう。「漢書 楊雄伝」の故事から著書・文章などが、世に重んじられないことのたとえにいう。また、自分の詩文・著述をへりくだっていう語。
著者渋谷幽軒(1649~1733)は、和歌山藩士、和漢の学に通じ、和歌をよくした。天保11年(1840)写。
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更新日:2024年11月15日