覆瓿録

更新日:2024年11月15日

ページID : 11582
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文書名 覆瓿録
よみ フウホウロク
著者・差出人 渋谷幽軒/著
版年 天保11(1840)
ページ数 20丁
大きさ 24x16(cm)
請求番号 佐渡家 324
解説
オランダの薬の処方を書留めたもの。又、使用度の高いオランダ語を、漢字の横にかなで併記したものが書いてある。
覆瓿とは、かめにふたをすること、かめのふたにすることをいう。「漢書 楊雄伝」の故事から著書・文章などが、世に重んじられないことのたとえにいう。また、自分の詩文・著述をへりくだっていう語。
著者渋谷幽軒(1649~1733)は、和歌山藩士、和漢の学に通じ、和歌をよくした。天保11年(1840)写。

 

佐渡家文書

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