南北経験医方大成

更新日:2024年10月17日

ページID : 11576
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文書名 南北経験医方大成
よみ ナンボクケイケンイホウタイセイ
出版元 宗文書堂
版年 正保4(1647)
ページ数 49丁
大きさ 27x18(cm)
請求番号 佐渡家 296
解説

巻首に王玄福(オウゲンプク)の序があり、また元の孫允賢(ソンインケン)

の著作ともされるが、実は日本人が明(ミン)の熊宗立(ユウソウリツ)

「医書大全」より医論の部分のみを抜粋して作ったものである。室町末期

(天文年間、1535~55)、京の名医・吉田意安(イアン)(宗桂〈ソウ

ケイ〉)の手になると伝えられる。72項目にわたる病症につき、病理と病

候を述べた入門書。熊宗立は室町~江戸初期の日本医学に強い影響を及ぼ

した人物である。正保4年(1647)の成立

 

佐渡家文書

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佐渡家文書

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