ブックスタートとは

更新日:2024年04月15日

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ブックスタートは、0歳児検診などの機会に、絵本をひらく楽しい「体験」と「絵本」をセットでプレゼントする活動です。赤ちゃんの幸せを願い、行政と市民が協働する自治体の事業として、全国で行われています。

ブックスタートは1992年、イギリスのバーミンガム市で始まりました。絵本コンサルタントをしていたウェンディ・クーリングさんが絵本の存在自体を知らない5歳児に出会ったことがブックスタート誕生のきっかけとなりました。すべての子どもたちに絵本を読んでもらうしあわせなひとときを経験してほしいという思いから何ができるか考え続け、絵本そのものを、読み聞かせの体験と一緒に赤ちゃん全員にプレゼントするアイディアを思いつきました。

日本でブックスタートが知られるようになったのは、2000年「子ども読書年」のときです。子ども読書年推進会議の会合でイギリスの活動が紹介され、様々なメディアで全国に情報が届いていきました。

本市では、2001年に県内初のブックスタートボランティア「高岡らっこの会」が活動を開始しました。同年4月から、市保健センターの3か月児健康診査の際に、約900組の親子に絵本を読み聞かせた上で、絵本をプレゼントし、「親子のふれあい」や「本に親しむ環境づくり」を推進してきています。