地域の歴史文化遺産調査支援事業

更新日:2024年03月25日

ページID : 2323

目的

地域で受け継がれてきた歴史文化遺産を、市民共通の財産として未来に継承していくため、所有者・管理者と関係する地域住民がともに主体的に取り組む美術工芸品の文化財調査を支援することで、地域が有する歴史文化遺産を共有の財産と認識し、共に保護を図っていこうとする意識の醸成を図るため実施するものです。

対象となる歴史文化資産

後世に継承すべきと思われる文化施設や市内の施設などで公開可能な美術工芸品で、次のいずれかに該当するものです。建物・建造物や天然記念物は含まれません。

  • 対象となる資料:絵画、彫刻、工芸品、書跡、典籍、古文書、歴史資料、考古資料
  • 高岡市の歴史上・文化史的に重要なもの
  • 学術的価値を有するもの

補助対象者

  • 歴史文化資産の所有者と住民団体が連携し、調査後も当該の歴史文化資産を保存・継承可能な団体
  • 文化財調査に精通した専門家に指導・助言を受け、調査実施・報告書作成が可能な団体

申請の流れ

  1. 事前相談【必須】
    文化財保護活用課で制度の説明をし、調査内容をお聞きします。事前相談の際には、歴史文化資産の概要がわかる書類の写しや写真、地図などをご用意ください。
  2. 専門家と打合せ【調査計画の作成】
    調査内容や方法、補助要件(市の歴史上・文化史的に重要かどうか)を満たすかを検討します。
  3. 申請
    2の打合せで調査の道筋がついた後に補助金の申請をします。
  4. 審査
    調査計画を確認し、文化財審議委員などに相談した上で採択を判断します。
  5. 調査
    専門家の協力を得ながら調査を実施します。
  6. 調査報告書の作成
    専門家の協力を得て報告書を作成します。
  7. 補助金の交付

補助率・補助金の上限

  • 調査費用の三分の一を補助します。
  • 上限は20万円です。

補助対象となる経費

調査にかかる直接経費が補助対象です。詳細は事前相談の際にお問い合わせください。

  • 調査謝金
  • 調査委託費
  • 器具借上げ借料
  • 調査報告書などの制作経費

要綱

様式・書式

申請書類

  1. 申請書、調査計画書など(Wordファイル:17KB)
  2. 推薦書(Wordファイル:15.9KB)
  3. 資産の概要、沿革・由来に関する書類(国・県・市指定文化財の場合は不要)
  4. 保存団体の会則や規約、役員名簿

変更・中止するとき

完了時、概算払・清算書類

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 文化財保護活用課
〒933-8601 富山県高岡市広小路7-50
電話番号:0766-20-1453
ファックス:0766-20-1667

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