高岡の北前船の日本遺産物語をもっと詳しく

更新日:2024年03月25日

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平成29年4月に文化庁から日本遺産の認定を受けた物語「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間(北前船寄港地・船主集落)」に、高岡市内の文化財が平成30年5月24日に追加認定されました。

高岡市は平成27年4月に日本遺産第1弾として「加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡‐人、技、心‐」が認定されており、本市を対象に含む日本遺産としては2件目の認定となります。

「TAKAOKA発!瓦版(伏木・北前船編)」の表紙

日本遺産に認定されたストーリーの概要

日本海や瀬戸内海沿岸には、山を風景の一部に取り込む港町が点々とみられます。
そこには、港に通じる小路が随所に走り、通りには広大な商家や豪壮な船主屋敷が建っています。
また、社寺には奉納された船の絵馬や模型が残り、京など遠方に起源がある祭礼が行われ、節回しの似た民謡が唄われています。
これらの港町は、荒波を越え、動く総合商社として巨万の富を生み、各地に繁栄をもたらした北前船の寄港地・船主集落で、時を重ねて彩られた異空間として今も人々を惹きつけてやみません。

北前船日本遺産推進協議会のロゴマーク
日本遺産のロゴマーク

構成市町

平成29年度認定自治体(11自治体)

函館市、松前町、鰺ヶ沢町、深浦町、秋田市、酒田市、新潟市、長岡市、加賀市、敦賀市、南越前町

平成30年度認定自治体(27自治体)

小樽市、石狩市、野辺地町、にかほ市、男鹿市、能代市、由利本荘市、佐渡市、上越市、富山市、高岡市、輪島市、小松市、坂井市、小浜市、宮津市、大阪市、神戸市、高砂市、新温泉町、赤穂市、洲本市、鳥取市、浜田市、倉敷市、尾道市、呉市

本市における構成文化財

  • 旧秋元家住宅(高岡市伏木北前船資料館)(市有形)
  • 旧伏木測候所庁舎・測風塔(高岡市伏木気象資料館)(国登録有形)
  • 伏木神社(未指定)
  • 伏木神社春季例大祭の祭礼行事(市無形民俗)
  • 伏木帆柱起し祝唄(未指定)
  • 勝興寺唐門(国重文)
  • 吉久の町並み(一部国登録有形)
  • 菅野家住宅(国重文)
  • 高岡鋳物の製作用具及び製品(国登録有形民俗)

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 文化財保護活用課
〒933-8601 富山県高岡市広小路7-50
電話番号:0766-20-1453
ファックス:0766-20-1667

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