忘れられない母乳育児のエピソード 結果発表

更新日:2024年08月05日

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母乳育児をすすめる会が母乳育児や子育てを通して得られた忘れられない体験談やエピソードを募集し、最優秀作品、優秀作品、特別作品を選考しましたので発表します。

素敵な作品をご応募いただいた皆様、ありがとうございました。

結果発表

最優秀賞

「心と心をつなぐ授乳」ひまわりさん(30歳代)

産後当初の授乳。どんなに胸が痛くても一生懸命乳首を吸う我が子を見ると頑張れました。

母乳が軌道にのるまで、母乳量を量りました。数字にこだわって落ち込む日々。そろそろ母乳育児やめようかなと思い始めていたとき、母に「母乳を1滴でもあげれたら、母乳育児ができているってことだよ。元気に育ってるんだから、大丈夫だよ」と言われました。「大切なのは、母乳量ではなく、この子のためにできることを考えていくこと、母が幸せだと子供も幸せ」ということに気付きました。

母乳を飲むと安心して泣き止む我が子。授乳で寝ていく我が子。おっぱいめがけてすり寄って来るときは、可愛くて仕方ありません。授乳は、会話のできない我が子と心が通じている気がしてとても幸せな気持ちになります。最近離乳食が始まり、授乳回数が減り、寂しい気持ちでいっぱいです。あんなに苦痛だった授乳が今は、癒しの時間です。母乳育児を続けて本当によかったです。

優秀賞

「安心と自信をくれた産後ケア」かぷりこさん(30歳代)

産後助産師さんの指導を受け1時間半おきに授乳して、なんとか完母で退院。里帰りせず育児ができるのか、不安でいっぱいでした。そんな私を支えてくれたのは、フルタイムで働きながら家事を一手に引き受け、励ましや労いの言葉をかけてくれる夫。そして、市の産後ケアです。訪問ケアでは、自宅での実際の授乳場所や姿勢を見ての助言で、格段に授乳がしやすくなりました。不安なことが生じても、◯日の訪問で聞いてみよう!と思え、鬱々せずにすみました。病院でのデイケアでは、不安や困り事を丁寧に聞き、クッションがない場所での授乳や搾乳等も練習させていただきました。娘を連れて外出する自信が付き、気持ちも前向きになっていきました。もうすぐ1歳、一緒に成長してくれた娘と、変わらず支えてくれる夫に感謝し、産後ケアから卒乳サポートへステップアップしようと思います。

特別賞

「嬉しさの哀しみ」キコラブさん(30歳代)

娘が産まれた瞬間、母乳で頑張らないと!と意気込み毎日奮闘しました。体と心とは裏腹に母乳が思うように出ずギャン泣きの日々。楽しい母乳の時間も苦しみでしかなく、「どうして出ないの」「母乳出ないと最低のお母さんだ」と泣く毎日。

周りには「ミルクでも」と言われたけど、母親の意地だったのか母乳じゃないと!と思っていたときの3か月健診。思ったより大きくなってなくて悲しく泣きながら帰ったのを覚えています。

今なら言える。母乳で苦しむならミルクで楽しい笑顔の時間を過ごせば良かった。意地を張っていた自分に「頑張ったよミルクでも大丈夫」と伝えたいです。

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