帯状疱疹の予防接種について
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、多くの人が子どもの時に感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こります。治った後もこのウイルスは神経節に潜んでいるため、ストレスや過労、病気、加齢など免疫力が低下した際に、再び活性化して帯状疱疹を発症します。発症すると、体の片方の一部にピリピリとした痛みがあらわれ、その部分に赤い発疹が出てきます。日本では、80歳までに約3人に1人が発症すると言われており、皮膚症状が治った後も、50歳以上の約2割の方に帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼ばれる長い痛みが続くことがあります。
予防と治療
帯状疱疹ワクチンとは
帯状疱疹ワクチンには生ワクチンと組換えワクチンの2種類があり、接種回数や接種方法、接種スケジュール、接種条件、効果とその持続時間、副反応などの特徴が異なっていますが、いずれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。
| 生ワクチン | 組換えワクチン | ||
|---|---|---|---|
| 接種回数(接種方法) | 1回(皮下に接種) | 2回(筋肉内に注射) | |
| 接種スケジュール | ― |
通常、2か月以上の間隔を置いて2回接種 (注意)病気や治療により、免疫の機能が低下したまたは低下する可能性がある方等は、医師が早期の接種を必要と判断した場合、接種間隔を1か月まで短縮できます。 |
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| 接種できない方 | 病気や治療によって、免疫が低下している方は接種できません。 | 免疫の状態に関わらず接種可能です。 | |
| 接種に注意が必要な方 | 輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方は治療後3か月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた方は治療後、6か月以上置いて接種してください。 | 筋肉内に接種するため、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方は注意が必要です。 | |
他のワクチンとの同時接種・接種間隔
いずれの帯状疱疹ワクチンについても、医師が特に必要と認めた場合は、インフルエンザワクチンや新型コロナワクチン、高齢者肺炎球菌ワクチン等の他のワクチンと同時接種が可能です。
ただし、生ワクチンについては、他の生ワクチンと27日以上の間隔を置いて接種してください。
| 生ワクチン | 組換えワクチン | |
|---|---|---|
| 接種後1年時点 | 6割程度の予防効果 | 9割以上の予防効果 |
| 接種後5年時点 | 4割程度の予防効果 | 9割程度の予防効果 |
| 接種後10年時点 | ― | 7割程度の予防効果 |
合併症の1つである、帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で生ワクチンは6割程度、組換えワクチンは9割以上と報告されています。
ワクチンの安全性
ワクチンを接種後に以下のような副反応が見られることがあります。
また、頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、組換えワクチンについては、ショック、アナフィラキシー、ギラン・バレー症候群がみられることがあります。
接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。
| 主な副反応の発現割合 | 生ワクチン | 組換えワクチン |
|---|---|---|
| 70%以上 | ― | 疹痛* |
| 30%以上 | 発赤* |
発赤*、筋肉痛、疲労 |
| 10%以上 | そう痒感*、熱感*、腫脹*、疹痛*、硬結* |
頭痛、腫脹*、悪寒、発熱、胃腸症状 |
| 1%以上 | 発疹、倦怠感 |
そう痒感*、倦怠感、その他の疹痛 |
*ワクチンを接種した部位の症状(上記の表は、各社の添付文書より厚生労働省が作成しています。)
帯状疱疹定期予防接種
この予防接種は、主に個人の重症化予防により重症者を減らすことを目的として行うもので、義務ではありません。接種を希望される場合は、予防接種の効果と副反応等についてご理解された上でお受けください。
対象者
令和7年度から令和11年度まで
(2)60歳以上65歳未満でヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障がいがあり、日常生活がほとんど不可能な人
(3)令和7年度から令和11年度までの5年間の経過措置として、その年度内に70・75・80・85・90・95・100歳を迎える人
(注意)5年ごとに定期接種を受けられるということではありません。対象となる年度以外で接種した場合、任意接種となり、接種費用は全額自己負担となります。
対象者の生年月日について
令和7年度から令和11年度までに対象となる人の生年月日は下記のとおりです。
| 65歳 | 70歳 | 75歳 | 80歳 | 85歳 | 90歳 | 95歳 | 100歳 |
101歳 以上 |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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令和7年度 の対象者 (終了) |
昭和35年 4月2日 ~ 昭和36年 4月1日 |
昭和30年 4月2日 ~ 昭和31年 4月1日 |
昭和25年 4月2日 ~ 昭和26年 4月1日 |
昭和20年 4月2日 ~ 昭和21年 4月1日 |
昭和15年 4月2日 ~ 昭和16年 4月1日 |
昭和10年 4月2日 ~ 昭和11年 4月1日 |
昭和5年 4月2日 ~ 昭和6年 4月1日 |
大正14年 4月2日 ~ 大正15年 4月1日 |
大正14年 4月1日 以前 |
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令和8年度 の対象者 |
昭和36年 4月2日 ~ 昭和37年 4月1日 |
昭和31年 4月2日 ~ 昭和32年 4月1日 |
昭和26年 4月2日 ~ 昭和27年 4月1日 |
昭和21年 4月2日 ~ 昭和22年 4月1日 |
昭和16年 4月2日 ~ 昭和17年 4月1日 |
昭和11年 4月2日 ~ 昭和12年 4月1日 |
昭和6年 4月2日 ~ 昭和7年 4月1日 |
大正15年 4月2日 ~ 昭和2年 4月1日 |
(対象外) |
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令和9年度 の対象者 |
昭和37年 4月2日 ~ 昭和38年 4月1日 |
昭和32年 4月2日 ~ 昭和33年 4月1日 |
昭和27年 4月2日 ~ 昭和28年 4月1日 |
昭和22年 4月2日 ~ 昭和23年 4月1日 |
昭和17年 4月2日 ~ 昭和18年 4月1日 |
昭和12年 4月2日 ~ 昭和13年 4月1日 |
昭和7年 4月2日 ~ 昭和8年 4月1日 |
昭和2年 4月2日 ~ 昭和3年 4月1日 |
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令和10年度 の対象者 |
昭和38年 4月2日 ~ 昭和39年 4月1日 |
昭和33年 4月2日 ~ 昭和34年 4月1日 |
昭和28年 4月2日 ~ 昭和29年 4月1日 |
昭和23年 4月2日 ~ 昭和24年 4月1日 |
昭和18年 4月2日 ~ 昭和19年 4月1日 |
昭和13年 4月2日 ~ 昭和14年 4月1日 |
昭和8年 4月2日 ~ 昭和9年 4月1日 |
昭和3年 4月2日 ~ 昭和4年 4月1日 |
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令和11年度 の対象者 |
昭和39年 4月2日 ~ 昭和40年 4月1日 |
昭和34年 4月2日 ~ 昭和35年 4月1日 |
昭和29年 4月2日 ~ 昭和30年 4月1日 |
昭和24年 4月2日 ~ 昭和25年 4月1日 |
昭和19年 4月2日 ~ 昭和20年 4月1日 |
昭和14年 4月2日 ~ 昭和15年 4月1日 |
昭和9年 4月2日 ~ 昭和10年 4月1日 |
昭和4年 4月2日 ~ 昭和5年 4月1日 |
対象者に関する注意事項
- 帯状疱疹にかかったことがある人も定期接種の対象となります。
- 定期接種の対象者が既に一部の接種を任意接種として行った場合は、残りの接種を定期接種とします(1回目は任意接種として取り扱い、2回目のみを定期接種として取り扱います。)
- 帯状疱疹ワクチンの交互接種については認めません。(1回目に生ワクチン、2回目に組換えワクチン、もしくは1回目に組換えワクチン、2回目に生ワクチンの接種はできません。)
接種期間
各年度の4月1日から3月31日まで
(例:令和8年度の場合 令和8年4月1日から令和9年3月31日まで)
(注意)組換えワクチンを希望される場合は、1回目を令和9年1月31日までに接種しましょう。
予診票
対象となる人へ予診票を4月上旬に発送
接種費用(自己負担額)
帯状疱疹には次の2種類のワクチンがあり、どちらか一方のワクチンを選んで接種します。
生ワクチン:2,700円
組換えワクチン:7,100円/回(合計14,200円)
(注意)生活保護受給者はどちらのワクチンを使用した場合も無料で接種できます。
(注意)定期接種の対象者が既に組換えワクチンで1回接種している場合、2回目のみ上記金額で接種できます。
高岡市内の予防接種実施医療機関
帯状疱疹予防接種(任意接種)費用の助成(要申請)
帯状疱疹任意予防接種費用の一部助成を行っています。
(注意)接種費用の助成を希望する場合は接種前に申請手続きが必要です。
(注意)帯状疱疹定期予防接種の対象でない人が帯状疱疹予防接種を受ける場合、予防接種法に基づかない任意の予防接種となります。予防接種による効果や副反応等を十分にご理解いただいたうえで、接種の判断をしてください。
対象者
接種日時点で、高岡市に住民票がある満50歳以上65歳未満の人で、帯状疱疹定期予防接種の対象者でなく、過去に帯状疱疹予防接種費の助成を受けていない人
(注意)帯状疱疹定期予防接種の対象者についてはこちらでご確認ください。
(注意)50歳未満の方は、この助成の対象にはなりません。
助成金額について
助成制度の利用はどちらかのワクチンで生涯に1度限りとなり、利用された方は定期接種の対象となりませんのでご注意ください。
生ワクチン:上限4,000円
組換えワクチン:1人につき2回まで、上限10,000円/回
(注意)医療機関によって接種費用が異なりますので、接種費用については、接種をご希望される医療機関へご確認ください。
高岡市内の予防接種実施医療機関
高岡市内では次の医療機関で予防接種を受けることができます。(要予約)
(注意)市内実施医療機関一覧に記載のない医療機関、県外・市外の医療機関では、助成券を使用することはできません。
接種までの流れ
- 接種を希望される方は、下記のいずれかの方法で「高岡市帯状疱疹予防接種費助成金交付申請書」(Wordファイル:21.7KB)を健康増進課まで提出してください。
高岡市帯状疱疹予防接種費助成金交付申請書記入例(窓口、郵送用)(PDFファイル:261.3KB)(Wordファイル:23.6KB)
- 高岡市健康増進課から下記のいずれかの方法で高岡市帯状疱疹予防接種助成券を受け取ります。
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高岡市健康増進課の窓口に来所される場合(注意1) |
住所地に郵送にてお届けする場合 |
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|---|---|---|
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富山県電子申請サービスから申し込まれた方 |
申請日の翌日以降(注意2)から助成券をお渡しできます | 申請日から1週間程度で助成券をお届けします |
| 高岡市健康増進課の窓口にて申請された方 | 申請日に即日、助成券をお渡しできます | 申請日(注意2)から3日間程度で助成券をお届けします |
| 高岡市健康増進課へ郵送にて申請された方 | 申請書が高岡市健康増進課に届いた日の翌日以降(注意2)から助成券をお渡しできます。 | 申請書が高岡市健康増進課に届いた日から1週間程度で助成券をお渡しできます |
(注意1)高岡市健康増進課の窓口に来所される場合は来所される方の本人確認書類をご持参ください。(本人確認書類とは→窓口での本人確認について)
(注意2)土曜日、日曜日、国民の祝日、12月29日から1月3日までを除く。
- 市内実施医療機関に予約をします。助成金額を超える場合は自己負担金が発生しますので、接種費用の確認も行ってください。
- 高岡市帯状疱疹予防接種助成券について、記入例に基づいて記載をします。
組換えワクチン用助成券記入例(PDFファイル:306.5KB)
- 接種日当日、高岡市帯状疱疹予防接種助成券、接種費用、高岡市民であることが確認できる書類(運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証等)を持参し、接種をします。
- 接種後、接種費用から助成金額を引いた差額を医療機関へ支払います。組換えワクチンを接種された方は、2回目の予約を行ってください。





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更新日:2026年04月01日