心の健康について~震災から1年を迎える今、気をつけたいこと~
つらい出来事があった1年後など節目の時期に・・・
つらい出来事が起こった時期と一緒に、その体験が記憶されるため、意識していなくても、その時期になると、感情が大きく揺れ、心身が反応することがあります。
どのような反応?
- 出来事を思い出したり夢にみたりする
- 恐い気持ちや不安な気持ちが強くなる
- 出来事が起こった時の感情や、体の反応がよみがえる
- 将来を悲観的に考える など
これらの反応は、次の対処法を行うことで、軽減したり、回復を早めたりします。
対処法
日常生活について
- 就寝・起床、食事など普段の生活リズムを意識し過ごす。
- 家族・友人・隣近所の人などと交流し、「自分1人ではない」ことを実感する。
- 不安な気持ちを安心できる人に無理のない範囲で話してみる。話すことが難しければ、文章にしてみる。
心構えをする
- 当時のことを思い出し、ドキドキするなどの反応が起こるかもしれない、それは誰にでも起こりうるということを知っておく。
- 自分の心や体の反応に注意を向けておく。
- テレビなどから入る震災の映像、報道は体験を思い出すきっかけになりやすいので注意する。
リラックス方法を身に着ける(普段から練習しましょう)
準備:上体が無理なく垂直になるイメージで座り、ベルトなどをゆるめる
1 腹式呼吸
- 4~5秒かけて鼻から息を吸い、お腹を膨らませる(エネルギーが体の中に入ってくるイメージで)
- 息を吸い切ったところで、少し息を止める
- 8~10秒かけて口からゆっくりと息を吐き、お腹をへこませる(体の疲れや嫌なことを外に吐き出すイメージで)
★気持ちが落ち着くまで数回くり返す
2 肩の上げ下げ
- 手を握りしめ、両肩をぎゅーっと持ち上げる
- その状態を10秒程保ち、力が入っていることを感じる
- 一気に力をゆるめて肩の力がゆるんだことを感じる
★2~3回くり返す
その他、趣味や好きなこと、癒されることなどを行いリラックスする。
相談先
お気軽にご相談ください。
高岡市保健センターの健康相談(平日8時30分~17時15分)
訪問・来所・電話で、保健師等が心と体の健康相談を行っています。
電話番号:0766-20-1345
住所:高岡市本丸町7-25
富山県こころの電話(24時間相談を受付ています。)
【平日9時30分~17時】電話番号:076-428-0606
【夜間・休日】電話番号:0570-074-333(ナビダイヤルの利用料金がかかります。)
SNSによる心の相談窓口
チャット等で相談できる団体等の一覧はこちらから(厚生労働省ホームページ)
心の健康について(チラシ)
上記の内容をチラシにまとめました。
PDFでのダウンロードはこちら(PDFファイル:682.4KB)
更新日:2024年11月26日