心の健康について~震災から1年を迎える今、気をつけたいこと~

更新日:2024年11月26日

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つらい出来事があった1年後など節目の時期に・・・

つらい出来事が起こった時期と一緒に、その体験が記憶されるため、意識していなくても、その時期になると、感情が大きく揺れ、心身が反応することがあります。

どのような反応?

  • 出来事を思い出したり夢にみたりする
  • 恐い気持ちや不安な気持ちが強くなる
  • 出来事が起こった時の感情や、体の反応がよみがえる
  • 将来を悲観的に考える       など

これらの反応は、次の対処法を行うことで、軽減したり、回復を早めたりします。

対処法

日常生活について

  1. 就寝・起床、食事など普段の生活リズムを意識し過ごす。
  2. 家族・友人・隣近所の人などと交流し、「自分1人ではない」ことを実感する。
  3. 不安な気持ちを安心できる人に無理のない範囲で話してみる。話すことが難しければ、文章にしてみる。

心構えをする

  1. 当時のことを思い出し、ドキドキするなどの反応が起こるかもしれない、それは誰にでも起こりうるということを知っておく。
  2. 自分の心や体の反応に注意を向けておく。
  3. テレビなどから入る震災の映像、報道は体験を思い出すきっかけになりやすいので注意する。

リラックス方法を身に着ける(普段から練習しましょう)

準備:上体が無理なく垂直になるイメージで座り、ベルトなどをゆるめる

1 腹式呼吸
  1. 4~5秒かけて鼻から息を吸い、お腹を膨らませる(エネルギーが体の中に入ってくるイメージで)
  2. 息を吸い切ったところで、少し息を止める
  3. 8~10秒かけて口からゆっくりと息を吐き、お腹をへこませる(体の疲れや嫌なことを外に吐き出すイメージで)

★気持ちが落ち着くまで数回くり返す

2 肩の上げ下げ
  1. 手を握りしめ、両肩をぎゅーっと持ち上げる
  2. その状態を10秒程保ち、力が入っていることを感じる
  3. 一気に力をゆるめて肩の力がゆるんだことを感じる

★2~3回くり返す

その他、趣味や好きなこと、癒されることなどを行いリラックスする。

 

 

相談先

お気軽にご相談ください。

高岡市保健センターの健康相談(平日8時30分~17時15分)

訪問・来所・電話で、保健師等が心と体の健康相談を行っています。

電話番号:0766-20-1345

住所:高岡市本丸町7-25

富山県こころの電話(24時間相談を受付ています。)

【平日9時30分~17時】電話番号:076-428-0606

【夜間・休日】電話番号:0570-074-333(ナビダイヤルの利用料金がかかります。)

SNSによる心の相談窓口

チャット等で相談できる団体等の一覧はこちらから(厚生労働省ホームページ)

心の健康について(チラシ)

上記の内容をチラシにまとめました。

PDFでのダウンロードはこちら(PDFファイル:682.4KB)

心の健康について~震災から1年を迎える今、気を付けたいこと~

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