月齢別離乳食のすすめ方
5~6か月頃(ごっくん期)
形態は、赤ちゃんがそのまま飲みこめるように、粒のないトロトロのペースト状に。慣れてきたら水分を減らして(ベタベタのヨーグルト状へ)少しずつ固さを増やしていきます。
すすめ方のポイント
- 離乳食は子どもの様子をみながら1日1回1さじずつ始め、母乳やミルクは飲みたいだけ与えましょう
- 最初はつぶしがゆから始め、慣れてきたら、すりつぶした野菜なども試してみましょう
- なめらかにすりつぶしたトロトロのペースト状から、慣れてきたらヨーグルト状にしていきます
- 素材の味がわかるように単品で与えます(調味料は特に必要ありません)
- 和風だしや野菜スープでのばしたり、片栗粉などでとろみをつけると食べやすくなります
生後5~6か月頃の目安とすすめ方・レシピ (PDFファイル: 567.7KB)
食事の様子
スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなり、唇をとじてゴックンと飲み込めるようになります
7~8か月頃(もぐもぐ期)
形態は、豆腐やプリンのように簡単につぶれる固さにしていきます。少しつぶし方を粗めにしたり、細かいみじん切りを基本にします。
すすめ方のポイント
- 離乳食は、午前・午後の2回です。食後に母乳またはミルクを欲しがるだけ飲ませます
- 穀類、野菜、果物、たんぱく質を含む食品を組み合わせた食事にしましょう
- 最初はマッシュ状にして、徐々に舌でつぶせる固さのものにしていきます
- 片栗粉などでとろみをつけたり、プレーンヨーグルトで和えたりすると食べやすくなります
生後7~8か月頃の目安とすすめ方・レシピ (PDFファイル: 463.7KB)
食事の様子
舌は前後だけでなく、上下にも動かせるようになり、軟らかい粒であれば舌と上あごを使ってつぶして食べられるようになります
9~11か月頃(かみかみ期)
形態は、粗みじん切りと薄切りが基本で、少しずつ大きくしていきます。固さの目安は、前半ではスプーンで楽につぶせる程度、後半になったら大人が指で押しつぶせるぐらいにします。1日3回食へ進めていきます。
すすめ方のポイント
- 主食・主菜・副菜を組み合わせてみましょう。
- 食品の種類を増やし、調理形態を変化させて味覚の幅を広げます
- 進み具合をみて、素材の味を生かしながら薄味で調理しましょう
- 手づかみ食べが始まる時期なので、手に持ちやすいものが1品あるとよいです
生後9~11か月頃の目安とすすめ方・レシピ (PDFファイル: 545.4KB)
食事の様子
歯ぐきでつぶせる固さのもの(バナナの固さ)をカミカミします
12~18か月頃(ぱくぱく期)
この頃は、大人の食事から取り分けられる離乳食も増え、味つけがうすく、軟らかいものであれば、親子で同じものを食べることもできます。手づかみ食べも活発な時期なので、手づかみしやすいよう調理形態を工夫しましょう。手づかみ食べで汚れたら、手や顔をきれいに拭いて、きれいになる心地よさを感じさせることも大切です。
すすめ方のポイント
- 朝昼夕と決まった食事時間を定着させましょう
- 一度に食べられる量はそれほど多くないので、食事の合間に1~2回おやつ(間食)をとり、食事では足りない栄養分を補いましょう
- 味付けはうす味が基本です
生後12~18か月頃の目安とすすめ方・レシピ (PDFファイル: 569.5KB)
食事の様子
- 前歯でかじりとり、奥歯や歯ぐきでつぶして食べられるようになります
- 肉団子程度の硬さのものが食べられます
更新日:2024年03月25日