「ポリファーマシー」という言葉をご存じですか?
ポリファーマシーとは
「ポリファーマシー」とは、「Poly(多くの)」+「Pharmacy(調剤)」の造語です。多くの薬を服用しているために、副作用をおこしたり、きちんと薬が飲めなくなったりしている状態をいいます。単に服用する薬が多いことではありません。
ポリファーマシーは、多くの病気による複数の医療機関や診療科の受診等により処方される薬全体の把握が難しくなることから、処方される薬が増えたり、同じ成分の処方が多く存在することなどで生じます。
特に高齢の方は、加齢による生理的な変化により、肝臓や腎臓の働きが弱くなってくると、薬を分解したり、体の外に排出したりするのに時間がかかるようになります。
また、薬同士が相互に影響しあうことで、薬が効きすぎてしまったり、効かなかったり、副作用が出やすくなってしまうことがあります。
薬を飲んでいて、次のような症状が気になることはありませんか?
・食欲低下
・めまい、ふらつき
・便秘
・おしっこが出にくい
・物忘れ
・気分がしずむ
・眠気
気になる症状があれば、自己判断で薬をやめたりせず、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。
お薬手帳を活用しましょう
ポリファーマシーを解決するには、ただ処方する薬の数や量を減らせばいいというわけではありません。
薬を処方する医師、調剤する薬剤師をはじめとした医療にかかわるそれぞれの専門家と情報を共有することが重要ですので、お薬手帳は医療機関や薬局ごとに分けずに一冊にまとめておきましょう。
また、医療機関で受診するときや薬局に行くときには、必ずお薬手帳を持参しましょう。
マイナ保険証の利用について
マイナ保険証を利用すると、最大過去5年分の薬剤情報・処方情報を自動で連携し、医療機関や薬局で医師・薬剤師が閲覧可能になります。これにより、薬の飲み合わせや重複投与を回避し、より安全な治療を受けられます。
ただし、直近1ヶ月以内の薬剤情報は反映されていない場合があるため、お薬手帳と合わせて活用しましょう。
高岡市では、国民健康保険加入者で、薬の処方数が多く副作用等の問題が生じる可能性がある方に、看護師等が、訪問等による健康相談を行っています。





閉じる
更新日:2026年04月07日