工芸都市高岡2023クラフトコンペティション
1986年より開催している「工芸都市高岡クラフトコンペティション」。
伝統工芸の銅器・漆器やアルミ産業をはじめとするものづくりのまち高岡で開催する当コンペティションは、優秀なものを集め評価する機構に加え、様々な個性的なものづくりをしている作家たちが繋がり会える装置として機能していくことを目的に、全国からクラフト作品を募集しております。
募集テーマ
工芸都市高岡2023クラフトコンペティション作品募集テーマ
「とびこえる」
審査員コメント
クラフトをとびこえる。工芸をとびこえる。時代をとびこえる。文化をとびこえる。境界を乗り越えたいと願ったあなたの精一杯の「とびこえる」が、誰かの心の拠り所になり誰かをまた先に進めてゆくと信じています。
工芸都市高岡クラフトコンペ審査員委員長 大治将典
やみくもに掴もうとしても手のひらをすり抜け、かといって待つだけではやって来ない、「とびこえる」。ひたすら手を動かし、頭をひねり、朝から晩まで、来る日も来る日も素材と問答を繰り返すこと以外に、「とびこえる」を迎え入れる術はあるのでしょうか。一見すると何の変哲もない物でも、そこに初めて自転車に乗れた時のような「とびこえる」が宿っていたとしたら、それはもはや普通でいて普通ではない存在になり得ている、といえるのかもしれません。
工芸都市高岡クラフトコンペ審査員委員 小林和人
考えて考えて一旦やめた出てきたアイデアが過去の考えと混ざって新しい物が生まれる。「とびこえる」とはずっと手を動かし新しいことを試みようとした時に現れる現象だと思います。そんな悩みぬいた先の作品が見れることを楽しみにしています。
工芸都市高岡クラフトコンペ審査員委員 寺山紀彦
「とびこえる」という言葉には、挑戦、殻を破る、などの意味も込められています。パンデミックを経た今、私たちを取り巻く世界では、予想がつかない変化が起こっています。こんな時代だからこそ、「とびこえる」ものづくりが、ポジティブで大きなエネルギーを巻き起こし、世の中を前進させるきっかけになると信じています。
工芸都市高岡クラフトコンペ審査員委員 辰野しずか
作品募集期間
令和5年6月15日(木曜日)~令和5年8月18日(金曜日)まで
出品料
第1次審査(画像審査)1種類あたり5,000円(税込)(お申込みいただくすべての方)
第2次審査(現物審査)1種類あたり5,000円(税込)(第1次審査通過者)
(第1次審査終了後に、第1次審査通過者へお知らせしますのでそれからお振込みください。)
(注意)いったん納入された出品料は返却いたしません。
工芸都市高岡2023クラフト展
入賞・入選作品の展示と、予約販売(予定)をいたします。
項目 | 詳細 |
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日時 |
令和5年11月3日(金曜日)~5日(日曜日)まで |
場所 | 御旅屋セリオ |
お問い合わせ先
【事務局】工芸都市高岡クラフトコンペ実行委員会
〒933-8567富山県高岡市丸の内1-40高岡商工会議所内
電話:0766-23-5002/ファックス:0766-22-6792
更新日:2024年10月17日