市場の概要
市場のあゆみ
高岡市は、藩政時代より加賀藩の収納米の集散地として、また、藩の手厚い保護のもとに綿市場、魚、塩問屋などが設けられました。明治22年の市制施行当時には、すでに旧市街地を中心に青果、水産物市場街が形成され、県西部一帯の生鮮食料品、農水産物の中心的な流通拠点として親しまれてきました。
しかし、市街化の進展や交通量の増大、取引量の大型化や取扱品目の多様化などの問題から、市民の期待に十分こたえることが困難となったため、それまで旧市街に散在していた青果・水産物市場を統合し、昭和40年、県西部の新たな拠点市場として高岡市総合卸売市場が現在地に開設されました。
その後、昭和46年に新卸売市場法の制定により高岡市地方卸売市場と改名し、今日にいたるまで県西部全域の生鮮食料品の安定供給を通じて市民生活の向上に努めてまいりました。
今後、より一層新鮮で豊富な生鮮食料品の安定供給に努めるとともに、今日の流通環境の変革に対応した施設・機能の充実を図り、市民の皆様に愛される市場としてさらなる発展に努めてまいります。
市場の概要
区分 | 内容 |
---|---|
開設者 |
高岡市 |
位置 |
高岡市下黒田777番地 |
面積 |
92,677.24平方メートル |
業務開始 |
昭和40年6月(青果部)、9月(水産物部) |
県知事認可 |
昭和47年12月1日 |
取扱品目 |
野菜、果実、生鮮水産物、並びにこれらの加工品 |
市場利用区域 |
高岡市、砺波市、氷見市、小矢部市、射水市、南砺市 |
市場対象消費人口 |
約45万人 |
区分 |
卸売業者 |
仲卸業者 |
附属営業人 |
合計 |
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青果部 |
1社 |
6社 |
12社 |
19社 |
水産物部 |
1社 |
1社 |
13社 |
15社 |
(令和6年9月1日現在)
更新日:2025年04月25日