野菜の栽培:じゃがいも

更新日:2024年03月25日

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土に触れ、自然の恵みに感謝し、笑顔の収穫ができるところ!

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じゃがいも

三つのじゃがいもが並べられている写真

(補足)「北陸のやさい作り」北国新聞社発行を参照しております。

栽培ポイント

じゃがいもはなす科の野菜で、原産地は南アメリカのチリだといわれています。冷涼な気候を好みますが、霜に弱いので注意が必要です。
家庭でたくさん使われている野菜のひとつであり、栄養価の点でも、ビタミンB1やC、カロリーに富むアルカリ性食品なのでたいへん優れています。
利用法もたくさんあり、新物は煮物に、貯蔵物はフライドポテトやポテトチップス、サラダ、マッシュポテト、コロッケにしましょう。

栽培ポイント
区分 内容

品種

男しゃくメイクイン

うね幅

80センチメートル間隔25センチメートル(中央部に1個ずつ)

植付け

4月1日~4月10日

切断したあと少し切り口を乾かして植えつけます。これは、切り口が下になるように植え溝に置いていきます。切り口を上にすると、いもが腐りやすくなるからです。種いもを全部置き終わったら、種いもと種いもの間へ堆肥をひとつかみずつ施し、化学肥料もその上からやります。

中耕(芽かき)

5月1日~5月10日

植えつけ後15~20日たつと芽が出てきます。発芽の仕方は、種いも1個につき1本とは限らず、たくさん出てくるものもあります。これを放置しておくと良いものが収穫できないので、草丈が8~10センチメートルのころ、株元を手で押さえながら、1~2本残してかきとります。

土寄せ

5月5日~5月15日

芽が15センチメートルに伸びたころと、その後半月たったころの2回、株元に5センチメートルの厚さに土寄せします。追肥は、じゃがいもの生育がすすみ、つぼみが見え始めたころが良く、株元から10センチメートルほど離して、化学肥料を少量施します。

収穫(掘りとり)

6月20日~7月10日(茎葉が枯れはじめごろ)

6月末~7月はじめのころにさぐり掘りをするのも楽しいものです。一般には、茎葉が黄変したころ、晴天つづきを見はからって収穫します。ある程度乾いたら日陰に移し、うすくならべて乾燥させます。あまり日にさらすといもが緑色に色づいてしまうし、積みあげて貯蔵すると腐りやすいものです。かならず暗い所で木箱などにうすく並べて貯蔵します。

種いも

1個当たり100グラムのものは4つ切り
69グラムのものは2つ切り

四つ切の切り方・二つ切りの切り方を青い線で記しているじゃがいもの写真
「畝幅 80センチメートルとし深さ15センチメートルの溝を掘る」と説明が添えられている畑の畝のイラスト
種芋の上に、およそ5センチメートルの土をかぶせるよう図解したイラスト

観察事項

  • 種いもの大きさ
  • 植付け日
  • 発芽はじめ
  • 土寄せ
  • 花の咲きはじめ
  • 収穫(掘りとり)
    1株当たり何個ついているか

アグリピア高岡

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