土地改良事業
はじめに
土地改良事業とは、農業を行うために必要なハード設備(ほ場、用水、農道等=農業生産基盤)を整備、維持管理する事業です。これらの施設は農業者だけではなく市民生活に密着したものであり維持管理には皆さんのご協力が必要です。
- 農業生産基盤とは何か
- 農業生産基盤と市民生活の係わり
- 農業生産基盤のこれから
農業生産基盤とは
農業生産基盤=ほ場、用水、農道等、農業を行うために必要なハード設備
例
- 水がかれた時にも安定して水を確保するため山間部に造成されたため池
- トラクター等の大型農業機械を入りやすく整備したほ場
- 農業に不可欠な水を確保するための用排水路
- 生産した農産物を市場まで輸送するための農道
農業生産基盤と市民生活の係わり
農業生産基盤は、農業だけでなく市民生活にも重要な役割を担っている。
区分 | 内容 |
---|---|
洪水防止機能 |
水田は一時的に雨水を貯留し、川下に流れる水量を調節し洪水被害を防止する。 |
水質浄化機能 |
用水で病害虫発生防止機能、汚濁防止機能、希釈浄化機能(自然の川の役割) |
地域用水機能 |
防火用、道路の消雪用、洗い場等として |
生活道路機能 |
農道を生活道路として利用 |
うるおい環境の創出 |
用水のホタル等、水辺や田園風景の持つ癒し効果 |
農業生産基盤は市民全体のもの
農業生産基盤のこれから
田園環境整備マスタープラン(平成19年度策定)を基に、市民参加で農業生産基盤の維持管理と、それらを生かした「自然と共生する環境づくり」、「住みよいまちづくり」を目指します。
更新日:2024年03月25日