売り渡した土地、家屋の固定資産税は?
質問
昨年11月に土地と家屋を売ってしまいましたが、固定資産税はどうなるのでしょうか。
回答
固定資産税は、土地や家屋の所有者にかかる税金ですが、この場合の所有者は、その年の1月1日現在の登記上の所有者をいいます。
したがって、土地や家屋を売却しても、所有権移転の登記がなされていなければ、旧所有者に課税されます。(地方税法第343条第2項)
つまり、1月1日現在の登記簿に所有者として登記されている人は、たとえ年度の途中で土地や家屋を売却しても、その年度は、全額課税されることになります。(その場合、固定資産税の負担は、別途契約書などで規定する場合が多いです。)
更新日:2024年03月25日