清水町配水塔資料館
登録有形文化財 清水町配水塔資料館
清水町配水塔資料館(旧配水塔・旧第3源井上屋・水源地水槽)は、あいの風とやま鉄道高岡駅から約1.3キロメートルの市街地の清水町水道公園内にあります。

所在地
高岡市清水町1丁目7番30号
休館日
月・土・日曜日、祝日及び冬期間(12月1日~2月末日)
- (注意)ただし、水道週間中(6月1日~7日)は、月曜日も開館いたします。
- (注意)冬期間に降雪・積雪が多い場合は、3月末日まで休館いたします。
- (注意)積雪の多い日や荒天の日には安全確保のため、予告なく休館する場合があります。
- (注意)その他、必要に応じて臨時休館する場合があります。
開館時間
午前10時~午後4時
入館料
無料
- (注意)当面の間、団体でのご来館はご遠慮願います。
旧配水塔(平成8年12月20日登録)
高岡市における近代水道の発祥の地にあるこの配水塔は、「水道のシンボル」としてまちの発展に大きな役割を果たしてきました。窓や1階入り口を洋風にアーチ式にデザインしたり、元内閣総理大臣の犬養毅氏の毛筆書き『恵澤萬年』を御影石に刻み込んだものを設置するなど、当時としてはモダンな外観となっています。
昭和60年5月には、富山県でただ一つ「近代水道百選」に選ばれています。
平成5年6月からは、1階部分を活用し、通水当時の工事写真や装置・工具などを展示しています。

建設年度
昭和4年4月着工
昭和6年6月完成(昭和33年3月休止)
構造
全高29.7メートル 5階建て
1階~4階 鉄筋コンクリート円筒形 直径9.29メートル
5階 銅版張り加工円筒形(貯水槽部)直径11.4メートル
旧第3源井上屋(平成9年5月7日登録)
この旧第3源井上屋は、地下水をくみ上げていた源井(深さ7.5メートル、内径3.0メートル)の上に建てられた建造物です。
構造は、筒形鉄筋コンクリート造で内面に止水「モルタル」及び「アスファルト」の防水加工を施してあります。

水源地水槽(平成9年5月7日登録)
この水源地水槽(旧配水池)は、鉄筋コンクリート造で、長さ30.2メートル、幅22.7メートル、高さ3.0メートルの大規模な半地下式の貯水槽です。
現在は、地震などによる災害が発生した場合、雑用水として利用できることになっています。

更新日:2025年04月01日