都市計画道路網の再構築
概要
高岡市では、人口減少・高齢社会の進展等、社会経済情勢の変化に伴い、都市計画道路の必要性が変化しています。
一方、高速道路の整備、北陸新幹線や伏木外港の整備等による都市構造の変化により、高岡市の将来計画を見据え、広域交流やグローバル化に対応した新たな道路の建設計画、いわゆる戦略的道路の検討も必要となりました。
このことから、都市計画道路の長期未着手路線の見直しや戦略的道路の検討を進め、都市計画道路網の再構築を目指しています。
検討経過
平成21年11月に学識経験者等で構成する「高岡市都市計画道路検討委員会」を設置し、計6回の検討の結果、平成24年3月に「都市計画道路の見直し計画」及び「戦略的道路の構想」について取りまとめました。
都市計画道路の見直し計画
未着手都市計画道路のうち、17路線39区間を見直し候補とした「都市計画道路見直し計画」を策定しました。現在、この計画に基づき、関係者等と合意形成を図った上で、順次、都市計画の廃止・変更の手続きを進めています。
戦略的道路の構想
駅、港、インターチェンジなどの広域交通拠点間をおおむね10分で結ぶという「10分圏域」の形成により、本市の活力向上を目指すことを目的として、以下の5つのルートを位置づけました。
- 高岡北インターチェンジから中心市街地へのアクセス強化
- 高岡北インターチェンジから伏木外港へのアクセス強化
- 南北都市軸の強化(国道156号・主要地方道高岡小杉線の拡幅)
- 北陸道新インターチェンジへのアクセス強化
- 福岡地区における東西アクセス強化
現在、戦略的道路の実現に向けて、関係機関や関係者と協議の上で、ルート決定、整備内容、整備手法について検討を進めています。
更新日:2024年03月25日