東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理

更新日:2024年03月25日

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東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理に係る測定結果

高岡市における東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理を平成25年8月2日に終了しました

高岡市では、東日本大震災の被災地支援の1つとして、岩手県山田町の災害廃棄物の広域処理の協力に取り組むため、平成24年12月に試験焼却を行い、平成25年4月26日から本格的に受入れを開始しました。

広域処理が進む中で、当初の受入終了予定よりも早く、7月31日に最終の受入れ、8月2日には焼却灰の埋立てを行い、これをもって、本市での災害廃棄物の広域処理は終了しました。

これまで、地元の皆様をはじめ、市民の皆様には、温かいご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

なお、災害廃棄物の受入れは終了しましたが、今後とも、地元の皆様と協議しながら、定期的に必要な測定を行い、安全性を確認していきます。

受入終了予定が早くなった理由

  • 木くず等を主体とする可燃物が風雨にさらされたことにより腐朽が進んでいたこと
  • 可燃混合物を集積した山の底部に土砂等が多く含まれていたこと
  • 現地の仮設焼却炉で当初計画以上に可燃物の受入が可能となったことなど

災害廃棄物の受入実績

災害廃棄物の受入量 518.7トン

内訳

試験焼却 6.8トン、本格受入 511.9トン

東日本大震災により生じた災害廃棄物の広域処理に係る高岡市の状況

平成23年3月11日に発生した東日本大震災により、膨大な量の災害廃棄物が発生しています。被災地においても、その再生利用を進めるとともに、民間施設の利用や仮設の焼却炉を設置し、全力で処理に取り組んでいますが、依然として処理能力が不足しています。また、国からも広域処理の協力要請を受けてきたところです。

こうした状況を受け、高岡市では、被災地の一日も早い復旧・復興のため、災害廃棄物の処理に協力したいと考え、平成24年12月には試験焼却を実施し、安全に処理できるものであることを確認しました。また、広域処理の必要性や試験焼却の結果について、説明会や広報誌などを通じて市民の皆様にお伝えしてきました。

平成25年2月1日に、試験焼却の結果やこれまでの議論、ご意見も踏まえ、高岡市として災害廃棄物を受入れるという判断をさせていただき、平成25年4月26日から7月31日まで、岩手県山田町の災害廃棄物の受入れを実施しました。

試験焼却について

試験焼却について

参考リンク

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