避難経路は確保されていますか?

更新日:2024年03月25日

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平成13年9月1日に44名の命が犠牲となった新宿歌舞伎町ビル火災から20年、令和3年12月17日に発生した大阪市北区のビル火災では25名の命が犠牲となりました。

避難経路に避難の妨げになるようなものや燃えやすいものが置いてあると、火災による逃げ遅れや被害拡大の原因となってしまいます。

避難経路は常に整理整頓し、万が一に備えましょう。

「避難経路に置いてあると、災害時に迅速に逃げることができなくなったり、物が燃えて逃げ道をふさいでしまいます。」と書かれた文字と、階段の途中にダンボールが置かれた写真

防火戸、防火シャッターは閉まりますか?

建物に設置されている防火設備(防火戸、防火シャッター等)は、火災発生時の延焼防止や煙の拡散防止を目的として、大きな空間や階段等を防火区画する場所等の開口部に設けられます。

防火設備の維持管理を適切に行わないと、火災発生時に有効に機能せず、延焼拡大や煙の拡散により避難の支障になることが考えられますので、維持管理はとても大切になります。

開いている防火扉の前にダンボールが置かれ、「防火扉が閉まらなくなってしまいます。」とテキストで書かれている写真

維持管理の注意点

建物の関係者の皆様は、日ごろから次のことに注意してください。

避難経路に避難を妨げるようなものを置かない。

防火戸や防火シャッター付近に閉鎖の支障になるものを置かない。

避難経路や防火戸、防火シャッター付近に可燃物を置かない。

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