コンロ火災にご注意を

更新日:2024年03月25日

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ガスコンロは日常の生活には欠かせないものですが、住宅火災の出火原因の上位を占めており、そのほとんどが使用者の不注意により発生しています。

コンロ火災とは?

天ぷら油の火災

天ぷら油は、その温度が約360度から380度以上になれば、火がなくても油自体が燃え始めます。

天ぷら油火災の多くは、天ぷらや揚げ物をしているときに、来客や電話などでその場を離れることで油が過熱され発生しています。

グリル台の上の鍋が火を吹いている写真

魚焼きグリルの火災

魚焼きグリルの受皿に水を入れずに使用し、魚などから出た脂が受皿に溜まり出火するケースや、グリル内に付着した油かすなどに着火し火が大きくなるケースがあります。

(注意)グリルの受皿に水を入れないコンロもあります。

コンロの魚焼きグリルが出火している写真

その他

鍋の空焚きによる出火や、料理中に着衣に火が点く着衣着火などがあり、いずれも人的な原因により火災に至るケースが多いものです。

火が出ている天ぷら鍋に背を向け電話をする女性のイラスト
出火した鍋から服に燃え移って慌てている男性のイラスト

コンロ火災の対策

  1. 料理中はその場を離れない。その場を離れる場合はコンロの火を消す。
  2. コンロの周りに燃えやすい物を置かない。
  3. グリル内はこまめに清掃する。
  4. 取扱説明書をよく読み、正しく使用する。特にIHコンロは取扱説明書に示された鍋を使用し、油を使用する場合は適正な量を守る。
  5. 過熱防止装置などの安全装置が付いたコンロを使用する。
  6. 台所に消火器や住宅用火災警報器を設置する。

この記事に関するお問い合わせ先

消防本部 予防課
〒933-0057 富山県高岡市広小路5-10
電話番号:0766-22-3132
ファックス:0766-22-1994

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