県西部消防指令センター
高岡市、氷見市、砺波地域消防組合の3消防本部は、平成26年1月1日から、消防指令事務の共同運用を開始しました。
そのため、高岡市消防本部内の高機能消防指令センターを拡張整備し、県西部消防指令センターを新たに設置しました。
これにより、構成市である高岡市、氷見市、砺波市、小矢部市、南砺市の5市からの119番通報は、すべて同センターへ入ります。
そこで情報を一元管理し、同センターから出動指令を行っています。

同時に、5市相互間の応援協定についても、より強化しました。
県西部消防指令センターの設置により、5市の情報を集中管理でき、災害対応について、より迅速確実に対応することが可能となりました。
救急出動
これまでは、市単位での救急出動指令を行って来ましたが、相互応援の強化により、要請のあった場所へ、市域を超えて直近にある救急車が出動します。したがって、高岡市以外の救急車が高岡市内へ出動する場合や、高岡市の救急車が他の市へ出動する場合があります。
火災出動、救助出動
火災や災害での各消防本部の相互応援体制をさらに強化しました。具体的には、住宅密集地火災への応援出動、応援消防隊の増隊、救助、水難事故などにも応援出動します。
なお、令和3年4月から事務委託方式により、高岡市と氷見市が消防の広域化を行い、高岡市・砺波地域消防組合の新たな枠組みで運用しています。

県西部消防指令センターの設置により、5市の災害対応について、より迅速、確実に対応することが可能となり、更なる市民の安心安全を確保できるものと確信しております。
更新日:2024年03月25日