女性消防士紹介(令和2年度

更新日:2024年05月10日

ページID : 10553

所属、氏名

  • 所属:福岡消防署予防係
  • 氏名:小松芽依

経歴

  • 令和2年度採用
  • 令和2年4月~富山県消防学校入校
  • 令和2年10月~福岡消防署予防係へ配属
  • 令和4年10月~福岡消防署総務救急係へ配属

(配属の訓練風景へ)

消防士になろうと思った理由は?

小学生の時に、消防署での訓練風景を見てかっこいいと憧れたのがきっかけです。

高岡市消防本部を選んだ理由は?

生まれ育った地元で少しでも役に立ちたいと思ったからです。

消防学校での訓練は?

訓練礼式から始まり、現場活動で基礎となるホース延長訓練や救助訓練、各資機材の取扱訓練など、最低限の技術を身につけるため様々な訓練をしました。正直、私はセンスがなかったため卒業後が不安でした。しかし、できるまで教えてくださる教官方や、訓練に付き合ってくれる同期のおかげで段々と不安も薄れていきました。また、体力錬成では周りとの差を目の当たりにし、とても悔しかったです。差をうめたいと思い自主トレをし、意地でも最後まで足を止めることはなかったです。どの訓練もやりがいがあり、楽しかったです。また、訓練を通して改めて仲間の大切さを学びました。

配属先の仕事内容・担当業務は?

私は予防業務を担当しており、防火対象物の立入検査や、消防用設備や危険物、建築の届出書類の処理などを行っています。法令などを覚えるのは大変ですが、とてもやりがいのある仕事です。また、火災、救助、救急支援などの事案が発生した際には消防隊として出動しています。毎回同じではないので、どんな事案にも対応できるよう知識や技術を身につける必要があると思います。

配属先の雰囲気は?

オンオフの切り替えが素晴らしいと思います。友好的な方ばかりで、なんでも質問しやすくとても仕事がしやすい環境です。職場の方々が話しかけてくださったりするおかげで毎日楽しく、とても充実しています!

初めての火災現場での感想は?

初めての火災現場はとても記憶に残っています。指令がかかった時、最初は何の指令かわかりませんでした。防火衣を素早く着ることができなかったり、車両にもうまく乗れなかったり、手袋を3つ持って行ったりするくらい焦っていました。出動途中の不安、緊張を忘れることはないと思います。出火建物からは黒煙が上がっており、外から放水しているだけで息苦しく煙の恐ろしさを実感しました。様々な訓練を行っていましたが、実際の現場となると何が起きるかわからないため、臨機応変に動かないといけません。常に冷静に活動できるよう日々の訓練を大切に、技術、知識を身につけていきたいです。

困ったことなどはありましたか?

私は電話対応が苦手でとても緊張してしまうため、心の準備が必要です。しかし、慣れると普通に対応することができると教わったので、先輩方の話し方を聞いたり練習したりして積極的に電話をとっていきたいです。

仕事のやりがいはどんなところですか?

やればやるだけ要領をつかめるところや、任せてもらえる仕事が増えていくところです。

女性にとって働きやすい職場であると感じるところは?

特別扱いされることなく、周りと同じように接していただけるところです。

今後はどのような消防士になりたいですか?

私が憧れたように、消防士を目指すきっかけになるようなかっこいい消防士になりたいです。そのために、まずはできることをひとつずつ増やしていき、消防職員である自覚をしっかりと持ちたいと思います。

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消防本部 総務課
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