やけど

ここに2つのイラストがあります。こんな時どんな事故が起こるか想像してみましょう。左側のイラストは机の上にアイロンが置かれており、アイロンとコンセントに赤丸が付けられています。右側のイラストは机の上に鍋が置かれており、鍋とテーブルの足に赤丸がつけられています。

事故防止のためのチェックリストのとおり、アイロンなど高温のものからその場を離れるときは、電源を切りましょう。また、食事の際、熱いものは子どもの手の届かないところに置きましょう。

高齢者の場合、熱湯をこぼしたり、電気ストーブによる低温やけどなどの事故が多く発生しています。大人の場合は、ガスコンロの操作ミスやストーブの操作ミスで事故が発生しています。子供の場合は、ストーブにぶつかりやけどをするケースがあります。乳幼児は、テーブルに置かれていた熱い飲みものをこぼしたり、石油ファンヒーターの噴出し口でやけどをするケースがあります。やけどは特に乳幼児に多く発生しており、熱いものを乳幼児の近くに置かないなど注意しましょう。

事故防止対策はイラストのとおりです。火を使用する器具を取り扱うときは、取扱説明書をよく読み、正しく操作しましょう。また、乳幼児は、好奇心でいろいろなものに触れるため、手の届く範囲に十分注意しましょう。
更新日:2024年03月25日