ジェネリック医薬品を活用しましょう

更新日:2024年12月02日

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ジェネリック医薬品とは?メリットとは?

新薬(先発医薬品)は、長い年月と多くの費用をかけて研究開発され、有効成分や効能・効果が新しい医薬品として国から最初に製造販売が認められたものです。新薬には、特許制度によって一定期間の独占権が与えられます。特許が終了した後は、広く国民の共有財産として社会に開放されます。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、先発医薬品の特許が終了した後に、先発医薬品と同じ有効成分を同じ量含み、製剤の品質規格や有効性と安全性が先発医薬品と同等であることを国から認められたものです。新薬より研究開発費が安いため、先発医薬品より価格が安くなる場合が多いことが特徴です。

先発医薬品と同等ってどういうことなの?

ジェネリック医薬品は生物学的同等性試験(溶出試験や血中濃度比較試験)が先発医薬品と同じ範囲内にあることをもって、有効性と安全性が先発医薬品と同等であると認定されています。
しかし、添加物や剤形などが異なるなど、まったく同じではありません。
ジェネリック医薬品の選択される場合は、かかりつけの医師や薬剤師によく相談してください。

ジェネリック医薬品を処方してもらうには?

医師や薬剤師にジェネリック医薬品を希望することを伝えてください。

  • (注意)医師の判断により、ジェネリック医薬品が処方できない場合もあります。
  • (注意)ジェネリック医薬品に切り替えられない医薬品もあります。

お薬手帳を活用しましょう

複数の医療機関へ通っている人は、副作用がでてしまうかもしれない薬の重複や飲み合わせを未然に防止するため、お薬手帳を活用しましょう。

ジェネリック医薬品に関するお知らせを対象者へ送っています

富山県内市町村国保、後期高齢者医療広域連合では、以下の条件にあてはまる人へジェネリック医薬品の活用を促すためのお知らせハガキを送っています。
ぜひ、この機会にジェネリック医薬品の活用を医師・薬剤師に相談のうえ、検討してみましょう。

  • 40歳以上(国民健康保険の場合)
  • 差額の合計が500円以上
  • 主に服薬が長引く薬を利用の人(不整脈剤、利尿剤、血圧降下剤、血管拡張剤、高脂血症用剤、消化性潰瘍用剤、糖尿病用剤等)

令和6年10月から医薬品の自己負担の仕組みが変わりました

  • ジェネリック医薬品があるお薬で、先発医薬品の処方を希望される場合は、特別の料金(先発医薬品と後発医薬品の薬価の差額の4分の1相当)を医療保険の患者負担と合わせてお支払いただくことになります。
  • この機会に、後発医薬品の積極的な利用をお願いいたします。
  • 先発医薬品を処方・調剤する医療上の必要があると認められる場合等は、特別の料金は要りません。

詳細については下記の厚労省ホームページをご参照ください。

後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について

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