腸管出血性大腸菌(O157、011等)の予防

更新日:2024年03月25日

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腸管出血性大腸菌(O157、O111)による感染症は、菌に汚染された食べ物や飲み物等を摂取することにより引き起こされます。また、トイレの取っ手やドアのノブ等に付着した菌が手を介して口に入り、感染したりします。

毎日の生活の中で、一人ひとりが予防をきちんと行うことにより防ぐことができます。「家庭での予防」を、次の6つのポイントごとにしっかり守り行いましょう。

特に子どもや高齢者など抵抗力の弱い方は細菌等に感染しやすく、症状も重くなる傾向がありますので、生肉を食べないようにしてください。

家庭で行う腸管出血性大腸菌(O157、O111等)による食中毒予防のポイント

1食品の購入

  • 生鮮食品は、新鮮なものを買いましょう。
  • 肉や魚は、別々のビニール袋に入れましょう。
  • 生鮮食品は、最後に買って寄り道せずに早く家に帰りましょう。

2家庭での保存

  • 冷蔵や冷凍が必要な食べ物は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。
  • 冷蔵庫や冷凍庫に食べ物を詰め込みすぎないようにしましょう。
  • 冷蔵庫内では生肉や生肉のドリップが他の食品に触れないよう容器に入れて保存しましょう。

3下準備

  • 台所は、いつも清潔にしておきましょう。
  • タオルやふきんは、清潔なものを使いましょう。
  • 野菜や果物は、流水でよく洗いましょう。
  • 冷凍食品は、調理に使う分だけ、電子レンジ等で、急速解凍しましょう。
  • まな板は、使った後、すぐに洗剤で洗って熱湯をかけましょう。
  • 生肉を処理した包丁やまな板は水洗いだけでは殺菌できません。使った後、十分に洗浄、消毒しましょう。

4調理

  • 調理前には、殺菌効果のある石けんで、まず手を洗いましょう。
  • 調理中でも、次のような時は、必ず手を洗いましょう。
    • <肉、野菜、たまご、魚等の生ものを触ったとき。>
    • <トイレに行ったあと。>
    • <動物に触ったとき。>
    • <鼻をかんだとき。>
  • 料理は中心部まで十分に熱を通しましょう。
    (加熱の目安は食べ物の中心の温度が75度以上で1分間以上です。)

5食事

  • 食事の前には必ず手を洗いましょう。
  • 温かい料理は温かいうちに、冷たい料理は冷たいうちに、長時間放置しないですぐに食べましょう。
  • 焼き肉をする時は、生肉用のはしと、焼いた肉をつかむはしと別々に用意して、区別して使いましょう。

6残った食品

  • 残り物は、冷蔵庫で保存しましょう。
  • 残り物を温め直すときは、十分に火を通しましょう。
  • 時間が経ち過ぎていたり、少しでも怪しいと思った食品は、思い切って捨てましょう。

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