麻しんの感染に気をつけてください

更新日:2024年09月25日

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麻しんとは

麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症であり、感染力が非常に強いと言われています。感染経路には、空気感染、飛沫(せきやくしゃみによる)感染、接触感染があります。

感染すると重症化し、39度以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。また、妊娠中に麻しんにかかると流産や早産を起こす可能性があります。

麻しんの症状

  • 初期症状は、発熱やせき・鼻水などの風邪症状や、目の充血、関節痛などさまざまです。
  • いったん、熱が下がった後、再び高熱が出ると同時に全身に発疹が出現し、4~5日間高熱が続きます。
  • 潜伏期は10~12日程度です。
  • 上記の風邪症状が出現する1日前から解熱後3日後ほどの期間は、他人にうつす可能性があります。

麻しんかなと思ったら

麻しんの疑いがあることを電話等で伝えてから、医療機関の指示に従って受診してください。

麻しんの感染力は非常に強いと言われていますので、医療機関へ移動される際は周囲の方への感染を防ぐため、マスクを着用し、公共交通機関の利用を可能な限り避けて、自家用車等で受診してください。

予防接種について

麻しんの予防方法は、ワクチンを接種することです。予防接種をすることによって、95%程度の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。

麻しんの定期接種対象の方は、医療機関で予防接種を受けましょう。

  • 第1期(対象:生後12月~生後24月に至るまでの間にある者)
  • 第2期(対象:幼稚園、保育園の年長児)

「麻しんにかかったことがない」「予防接種を受けていない」「どちらとも不明」な方は、かかりつけ医に相談し予防接種を検討してください。妊娠中の方が予防接種を受けることはできません。接種後2か月程度、妊娠を避けるなどの注意が必要です。

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