高岡市万葉歴史館

更新日:2024年03月25日

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『万葉集』の歌人で編者ともされる大伴家持は、天平18年(西暦746年)、越中国守として赴任し5年間の在任中に223首ものすぐれた歌を詠みました。家持が政務をとった越中国庁跡に程近い伏木一宮にある高岡市万葉歴史館は、『万葉集』に関心の深い全国の方々との交流をはかるための拠点として、平成元年(西暦1989年)の高岡市市制施行百周年を記念する事業の一環として建設され、平成2年(西暦1990年)10月に開館しました。万葉歴史館では、年間を通して越中万葉や『万葉集』をテーマとした展示や講座を開催しており、全国各地から万葉愛好者や観光客が訪れます。敷地内には『万葉集』ゆかりの花木を植栽した「四季の庭」があり楽しむことができます。また、『万葉集』と上代文学に関する図書・研究論文約85,000冊や、貴重な『万葉集』の断簡・注釈書・古写本などを収集・保存しています。開館以来続けられている『万葉集』の調査・研究は、教育普及や高岡市の「万葉のふるさとづくり」などに活用されています。

「二上山の賦歌碑」前付近より撮影された、高岡市万葉歴史館の建物外観の写真

万葉歴史館展示室リニューアルオープン

万葉体感エリア

令和3年4月に「常設展示室」が「万葉体感エリア」として生まれ変わりました。「万葉体感エリア」では、大伴家持が越中へ赴任した際に詠んだ歌と、高岡の四季折々の自然の美しさを、3方向の大型スクリーンに大迫力のプロジェクションマッピングで映し出します。包み込まれるような映像で、万葉の世界を体感していただけます。

万葉歴史館敷地内・体感エリアの内装の写真

万葉学習エリア

令和3年9月に「企画展示室」が「万葉学習エリア」として生まれ変わりました。「万葉学習エリア」では、万葉集の基礎知識や歌の魅力、越中国などについて、万葉になじみのない方にもわかりやすく展示しています。また、「万葉集○×(まるばつ)クイズ」や「万葉仮名で名刺を作ろう」などの体験コーナーでは、万葉に親しみながら楽しく学ぶことができます。

万葉歴史館敷地内・学習エリアの内装の写真

開館時間

  • 午前9時~午後6時(4月~10月)
  • 午前9時~午後5時(11月~3月)

(注意)新型コロナウイルスの感染予防・拡大防止のため、入場を制限する場合があります。

令和・万葉・高岡ロゴマーク

休館日

  • 火曜日(祝日の場合は翌日)
  • 年末年始(12月29日~1月3日)

観覧料

  • 個人300円
  • 団体(20人以上)240円

(補足)65歳以上の方は240円です。中学生以下のご利用の方は無料です。また、身体障がい者、精神障がい者保健福祉、療育など各種手帳をお持ちの方、および付き添いの方(1名)は無料です。
(注意)なお、特別展示等を行う場合に、別料金となるときがあります。

所在地

〒933-0116富山県高岡市伏木一宮1-11-11

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この記事に関するお問い合わせ先

文化国際課
〒933-8601 富山県高岡市広小路7-50
電話番号:0766-20-1255
ファックス:0766-20-1666

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