議会報告会(令和5年6月23日開催)
議会報告会開催のご報告
高岡市議会では令和5年6月23日(金曜日)に議会報告会を開催いたしました。昨年11月に引き続き、今回も常任委員会を中心とした議会の報告と各委員会の紹介を行ったあと、市民のみなさんと議員が7つのグループに分かれて、ワークショップ形式で様々な意見交換を行いました。


ワークショップで頂いたご意見
今回のワークショップでは、
- 高岡の人口を増やすには?
- 高岡を景気の良いまちにするには?
の2つのテーマについて意見交換をしていただきました。また、普段の生活や職場、地域などで感じていること、高岡の良いところやもっとこうすれば良いのにと思うことなどについて、自由に意見交換する時間も設けました。
どのグループからもたくさんのご意見やワクワクするようなアイデアが出てきて、会場は活気に溢れていました。そのうちの一部をまとめてご紹介させていただきます。市議会では頂いたご意見をしっかりと受け止めて、政策として実現できるよう、引き続き努めてまいります。
主なご意見
- 高岡の人口を増やすには?
- 地域で集まる場所を確保し、高岡ならではの物をどんどんアピールする。
- 子どもの養育費など負担を減らす。
- 県外に出た学生の中でも女子学生が中々戻って来ないため、女性が働きたい魅力的な企業を作り、働きやすい環境づくりが大切。
- 結婚しても安心して働けるよう、子育て支援として子どもが高校生になるまで固定資産税を減額する。
- 高岡で就職すると、奨学金がどの地域より変換率が良いなど。
- デートする場所を増やす。
- 高岡市は2世帯同居や、家族が近所に住んでいるケースが多く、家族の縁、地域の縁が濃い地域なので、多世帯化の支援、推奨を進めることで、強みになるのではないか。
- 同居家族も独立して自治会に入ることで、少しでも担い手が増えるのでは。また、若いうちから役員等をやってもらうことで、若手にも活動を担ってもらえると思う。
- 高岡にいる私たち自身が楽しめる街になることが、若者や移住者、観光客を増やすことになる。
- 空気感!!産み育てやすい空気感のある企業。
- とがったテーマパーク「キッザニア」。
- 若年女性の県外流出が目立つ。そのような中、大学生の恋活の促進を行うことで、市内にとどまる、県外から引っ越してくるといったような流れができるのでは。
- スタートアップ支援をしているが、チャレンジできる幅を広げるために応援してくれる企業を募り、プレゼンコンペなどを企画して無料で出店できる仕組みを作っては。
- 健康志向が高まる中、高岡市内にも多くの農産物や歴史的背景を持つ食品がある。それを活かし健康になる街として発信することで、ここに住みたいと思ってもらえる一助になるのではないか。
- 遊び場づくり。
- 若い人がやりたい仕事がある。
- 災害に強い街。
- 高岡を景気の良いまちにするには?
- 町の中でも5~6店舗ある焼肉店を焼肉ロードとして位置付けをして人を呼び込む。
- 高岡市場周辺が寂しい。近江町市場のようにおいしい新鮮な食材を使った高岡グルメ、新しいメニューを増やし食べ歩きができるスペースを作る。
- 若者に人気のあるアイドルグループを呼んだり、野外フェスなど金沢ミリオンロックのような、県外からも人を呼び込むイベントを開催する。
- 獅子舞のような地域に密着した祭りから、鍋祭りのように市全体で盛り上がる祭りまで、高岡には様々な祭りがある。こうした祭りをさらに増えるように働きかけてはどうか。地域の縁も濃くなり、また何より市民みんなが盛り上がる。観光客を呼び込むにも良い手段なのでは。
- 高岡駅、新高岡駅、瑞龍寺、金屋町、大仏、古城公園、勝興寺などがあるが、機能的に結びつけ、かつ美しい街にしていくこと。
- 台湾屋台のように毎夜赤ちょうちんを並べる。
- 地産地消の徹底。
- お年玉は高岡で使おう条例。
- 人が出歩きたくなる仕掛けを作る。公共交通を使ってきた方に割引など。
- 食と観光を掛け合わせてもっと発信するべき。
- 健康になれるまちとして食のビジネスを発展させ、高岡のシンボル的なおいしいモノを作ると、高岡に来る理由が増えて観光人口を増やすことが出来るのではないか。
- 御旅屋人マーケットやたかおか朝市に高校生のチャレンジショップを出店できるよう働きかけることで、来場者層が幅広くなって来場者も増え賑わいが出るのではないか。
- 会いたい人がいる。
- 新しい価値が生まれる街に。
- たかおかじゃないと。
- 自由意見交換
- 企業誘致イベントを増やす。
- プロのアドバイザーが、各地域の会合に入って貰えるように積極的に推進する。(新しい発想、方向性が広がる)
- 九州には、「こども民生委員」という仕組みがある。こどもたちの悩み、課題について、当事者のこどもたちから問題提起や解決方法を募るというもの。私たち大人は、こどもの問題を語るとき、自分の目線にとらわれてはいないか。こどものことは、当事者の彼らが一番よくわかっている。こどもたちに積極的に自分たちの問題解決に取り組んでもらってはどうか。
- バス通学スクールバスの距離限度の緩和。
- 全校スクールバス。
- 末広通りなど、屋根がついた道があるので、ウォーキングやランニングの推奨ロードを発信し、観光客やビジネスで来られた方々に新たな魅力発信につなげることが出来るのでは。
- 山町筋と金屋町の導線を考えてほしい。歩行者天国になる時間帯を設けるなど、点ではなく線でつなげる工夫が必要。
- 古城公園の中を歩きやすく整備することで、運動する人、遊びに来る人が増えるのでは。
- リスキリングができる機会を増やせば人のつながりや、多くの方々の活躍につながるのでは。
- 行政サービスを無料化していくのはどうか。
【参考】ワークショップ意見(全文) (PDFファイル: 422.9KB)
アンケートで頂いたご意見
- 今回の様な会がもっとたくさん行われれば良いと思う。
- 年代も職業も越えて様々な意見交換ができて大変有意義であった。若者・高齢者・女性・外国人など多様なキーワードが出たが、それぞれが支えあう、孤立させない高岡市になればと思う。
- 実現不可能なことでも、話しているうちにできるのではないかと、楽しくなってきた。
- 異業種、居住地の違いなどによる、思いもよらない意見が聞けたことに参加した意義があったものと満足した。また、自身の仕事に活かせると思う。
- とても聞きやすく、上手にまとめられていて、委員会での所管事項が良く分かった。
- 高岡の次世代を担う、高校生、大学生の参加があればよかった。若い夫婦も子連れで遠慮なく参加できるよう、御旅屋セリオの各階を開放して開催してもよかった。
- 時間が短く、話が深められなかった。
- 出てきたアイデアをぜひ活用して実行していただきたい。
- ワークショップはとても楽しかった。いろいろなアイデアが少しでも現実につながればいいなと思った。
- ワークショップはいろいろな意見が聞けておもしろかったが、今回の内容が結果どうなったのか気になるので、次回その報告もあればいい。
- 自分の住むまちについて、真剣に考える「時間」を持つことがすごく大切で、自分ごとに考えることができて楽しかった。
- 初めて参加したが、いろいろな方の話を聞くことができ、知ることができてよかった。
- 議員さんと交流できる機会があり、とてもよい経験となった。議員さんの各分野での活躍を知り、より良い高岡を目指して頑張っていただきたいと願っている。
- 知見が広まり、ためになった。市議の市に対する熱意が伝わった。
- 多くの意見が出たが、やはりお金はかかると思う。魅力あるまちづくりは、人口を増やすことが大前提だと認識した。
【参考】アンケート集計結果 (PDFファイル: 326.1KB)
議会報告会の概要
- 開会あいさつ 中川加津代 議長
- 常任委員会報告
- 民生病院常任委員会 報告 山口泰祐 委員長
- 産業建設常任委員会 報告 中村清志 委員長
- 総務文教常任委員会 報告 筏井哲治 委員長
- ワークショップ
- 高岡の人口を増やすには?(20分間)
- 高岡を景気の良いまちにするには?(20分間)
- 自由意見交換(20分間)
- ワークショップ意見の贈呈
参加者代表から議長、副議長へ - 閉会あいさつ 酒井善広 副議長
高岡市議会広報広聴委員会では、今後も市民に開かれた議会、市民の声に耳を傾ける議会を目指し、議会報告会を企画してまいります。
次回の開催予定は下記のとおりです。ぜひ奮ってご参加ください。
- 日時:令和5年10月18日(水曜日)
- 時間:午後7時から午後9時頃
- 場所:ウイング・ウイング高岡4階ホール
- 申込:参加申し込みはこちらから (注意)受付は終了しました
更新日:2024年10月11日