市長あいさつ

更新日:2024年07月12日

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令和6年度

令和5年度

令和4年度

令和3年度

就任4年目を迎えて~「次の世代からも共感を得られる」まちづくりを目指して~

令和6年能登半島地震から、約半年が経過いたしました。

改めて、被災された皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、全国各地から応援に駆けつけていただいた自治体の皆様、ボランティアの皆様、多大なる寄附を賜りました企業や団体、個人、すべての皆様に厚くお礼申し上げます。今後とも被災者の声を大切に、1日も早い復旧・復興を目指し、引き続き全庁をあげて取り組んでまいります。引き続き、復興に対し、全ての市民の皆様のご理解、ご協力を心からお願い致します。

私が市長に就任して3年が経過いたしました。この間、ご支援とご指導を賜りました市民の皆様、市議会の皆様、関係機関並びに関係団体の皆様に対して、心からお礼申し上げます。

この3年間は本市の長期的なビジョンである「持続可能な未来都市 高岡」の実現に向け、20年後、30年後の「次の世代からも共感を得られる」まちづくりを進めてまいりました。この間、市民の皆様がこのビジョンに向けてそれぞれの分野で未来へ向けた「挑戦」をともにしていただけたと実感しております。私自身もこのビジョンの実現に向けて、選挙で掲げた104の具体策を、市長になって150に変え、そのすべてにおいて今年度当初予算で着手、スタートを切ることができました。

コロナ禍を乗り越えアフターコロナ編を加えた総合計画第4次基本計画では、本市の強みや魅力を最大限に活かして新たな価値を創り出すとともに、市民をはじめ高岡に関わるすべての「ひとの力」を結集することで、未来につながる「循環」を生み出していくことに重点をおいております。このような「循環」の中心に、地域の宝であり、将来の地域を担うこどもたちを据えることこそが、次の世代からも共感を得ることにつながるものと考えており、次の世代、そしてその次の世代のこどもたちが夢や希望を持てるまちへと進化させていくことが今を生きる私たちの責務であると考えております。

市民や地域、事業者の皆様が未来に向かって挑戦し続けていく循環を生み出すことで、地域の活力と付加価値を創出し、20年、30年後も赤ちゃんからお年寄りまで、誰もが豊かで暮らしやすい高岡を目指してまいります。

全ての市民の皆様とともに、これまでも踏み続けてきたアクセルを緩めることなく、残り任期も「高岡を前へ」進めてまいります。

何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

令和6年7月12日 高岡市長 角田 悠紀

災害復旧のイメージをプレゼンする市長

五位小学校の開校式にて多くの生徒の前で祝辞を述べる市長

西部小学校の開校式で多くの生徒の前で祝辞を述べる市長

勢揃いした御車山と、その前で台に立ち、あいさつする袴すがたの市長

二十歳のつどいにて大勢の晴れ姿の参加者の前で祝辞を述べる市長

令和6年度を迎えて~震災を乗り越え、地域の宝であるこどもをまんなかに~

新年度を迎え、市民の皆さまには、それぞれの環境で新しいスタートを切っておられることと思います。全ての市民の皆さまが充実した生活を送られることを願っております。

本年1月1日に発生した能登半島地震では、本市も深刻な被害を受けたところであり、被災された全ての皆様にお見舞いを申し上げます。本市としては国や県と連携を取りながら、高岡市の状況を踏まえた独自の支援制度を設けるとともに、被災された方のもとに支援がしっかり届くよう、全庁を挙げて取り組んでおります。今後も、全国の皆さまからの応援の声や支援を励みに、市民の皆さまとともに一致団結して、一日も早い復旧を目指して進めてまいります。

令和6年度当初予算は、全市を挙げた一日も早い災害復旧に取り組むとともに、「持続可能な未来都市高岡」の実現に向けた次のステージを意識し、編成に取り組みました。特に、こどもを産み育てやすいまちとして、今を生きるこどもたちのみならず、次の世代、そしてその次の世代のこどもたちが夢や希望を持てるまちへと更に進化させることができるよう、地域の宝であるこどもをまんなかに据えた横断的な施策の展開を軸とし編成しました。こどもを第一に考え、切れ目のないこども・子育て支援施策を分野を超えて展開するとともに、こども目線に立った施策・事業の改善を図ってまいります。

北陸新幹線金沢-敦賀間の開業、カーボンニュートラルの取組の本格始動に加え、城端線・氷見線の鉄道事業再構築実施計画の認定等、大きな転換点となる新年度は、これまでのコロナ禍といった困難な状況を乗り越え、挑戦し続けてきた経験を活かし、市民、企業、地域の一つひとつの挑戦をつなぎ、地域の活力と付加価値を創出する「循環」を一つでも多く生み出し、未来への力強い歩みを市民の皆さまとともに一歩ずつ確実に進めてまいります。市民の皆さまのご理解とご協力を心からお願い申し上げます。

令和6年4月1日 高岡市長 角田 悠紀

県知事に地震の被災状況を説明する角田市長

防災担当大臣に被災状況を説明する角田市長

とやま呉西圏域共創ビジネス研究所修了式で挨拶をする角田市長

といでこども園完工式でテープカットをする角田市長

新年のごあいさつ 高岡を前へ~未来につながる挑戦から循環を創出する~

新年あけましておめでとうございます。市民の皆様には、希望に輝く新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

本市では、昨年度から総合計画第4次基本計画をスタートさせ、「挑戦」をキーワードに各種施策を展開してきました。一方、コロナ禍の中で、デジタル化やDXの推進、急速な変化に対応する人材の育成・確保などの課題が顕在化したことから、これらの課題を克服するため、本年1月よりこの計画を補完するアフターコロナ編をスタートさせ、「ひとの力」を活かす施策の展開をさらに加速させてまいります。

カーボンニュートラルの実現に向けては、昨年11月に、本市の目指す取り組みが県内で初めて、国のカーボンニュートラルを実現するための全国のモデルとなる脱炭素先行地域に選定されました。

また、富山大学高岡キャンパス内に、リサイクルアルミの研究を先行的に進める富山大学軽金属材料共同研究棟が開所し、産学官金民協働で、高岡型の資源循環、そして、循環経済いわゆるサーキュラーエコノミーを構築できる体制も整ってまいりました。

「循環」を新たな強みとして、脱炭素と経済成長の両立に加え、資源循環によるサーキュラーエコノミーを積極的に推進してまいります。

高岡の将来を担っていく人材の育成については、本市とフォートウェーン市との大学生同士の英語教育プログラムの活用をはじめとした教育交流や、フォートウェーン市及び台北市のチームとの高校野球の国際親善大会の開催などスポーツ交流を進め、言語や文化等の異なる人たちと交流ができる環境を整え、国際感覚を身につけた「ひと」をしっかりと育ててまいります。

また、経済交流については、経済や観光の関係団体とともに、海外販路の拡大などを目的に、フォートウェーン市内において高岡市内企業の製品の販売等を目指すほか、台北市ではインバウンドの促進を図るため商談会を実施し、旅行商品造成に向けたセールスを行ってまいりました。

教育、スポーツ、経済等の実践の場で視野の広い人材を育成し、市民や企業が世界を舞台に挑戦していく場を充実させてまいります。

これまで市民とともに未来につながる挑戦を拡げ、加速させてきたまちづくりを活かし、高岡ならではの「循環」を生み出していくとともに、未来を見据えた投資施策も積極的に展開し、次の世代、そしてその次の世代のこどもたちが夢や希望を持てるまちへと進化させ、「持続可能な未来都市 高岡」の実現に向けた動きをより加速させてまいります。

市民の皆様、どうか今おられる場所から一歩前へと踏み出していただき、共に「高岡を前へ」進めてまいりましょう。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

令和6年1月1日 高岡市長 角田 悠紀

高岡まちなかスタートアップ支援施設タスにて学生向けに出前講座をする角田市長

御車山勢ぞろい式にて晴天のもとに並んだ山車とそれらにむけて話す、はかま姿の角田市長の後ろ姿

カターレ富山応援の場にて、県知事などの関係者とともにガッツポーズをして集合写真にうつる角田市長

高岡市の姉妹都市であるアメリカ合衆国フォートウェーン市のヘンリー市長とともに笑顔で映る角田市長

どらえもんのぬいぐるみを両手でつかみにこやかに話す中国台北市のショウ市長とその隣で笑顔をみせる角田市長

就任3年目を迎えて ~一人ひとりが挑戦できるまち高岡を目指して~

私が市長に就任をして2年が経過いたしました。この間、ご支援とご指導を賜りました市民の皆様、市議会の皆様、関係機関並びに関係団体の皆様に対して、改めて心からお礼申し上げます。

この春以降、市内の至るところで、お囃子や威勢のいい掛け声を耳にするようになりました。本市を代表する祭礼行事の一つである高岡御車山祭では、4年ぶりに全7基の山車そろっての奉曳が行われました。この日を心待ちにしていた市民をはじめ、ご来賓、観光客の方々など、多くの方々に歴史都市高岡が誇る魅力を感じていただきました。また、伏木曳山祭も多くの観光客で賑わいました。お越しいただいた方々に港町・伏木に受け継がれる勇壮な祭りの迫力と、歴史や伝統を未来に繋ぐ地域の皆様の心意気、そしてまちのエネルギーを間近で感じていただけたものと考えています。いずれの祭礼についても、この日のために準備を重ね、伝統を大切に守り、支え続けてこられた関係の方々には、改めて心から敬意を表します。

市民の皆様からの負託をいただき、就任以降、市民・企業・地域の皆様には「市長1人の挑戦では高岡を変えられない。一緒に挑戦しませんか。」と呼びかけて参りました。大変嬉しいことに、イベント開催等を契機とした、まちに賑わいと活気をもたらす新たな取組みの拡がりや、高齢者の健康づくり、生きがいづくりを目指す地域主体の取組み等が始まっています。加えて、このような挑戦に共感し、パートナーとして連携しようとする動きが生まれる等、挑戦を支え、応援しようとする市民意識の拡がりを実感しています。ビジネスで挑戦される方、地域を変えたいという思いで挑戦される方、受験に果敢に挑戦される生徒や学生等、挑戦のステージは人それぞれです。皆様お一人おひとりの挑戦を推進し、拡大することができれば、高岡の持続的な成長に繋がり、本市が長期的ビジョンに掲げている「持続可能な未来都市 高岡」の実現に近づくものと考えております。

本市といたしましては、このような市民・企業・地域が本市の社会的課題を主体的に捉え、解決に向けて取り組んでいく「未来につながる挑戦」を全力で支え、加速させていくとともに、意欲や資格・スキル等を有する方々が積極的に挑戦できる環境を整えてまいります。

16万6千の市民の皆様とともに、残り2年の任期もアクセル全開で邁進し、高岡を前へ進めてまいります。何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

令和5年7月12日 高岡市長 角田 悠紀

肩衣姿に笠を被った多くの男性たちが赤い台座に立つ袴姿の男性の前に並んだ写真
「SHARE LOUNGE」と書かれたネオン看板のついた本屋さんの前で笑顔で会話する二人のスーツ姿の男性の写真
赤い幕が閉まったステージ前の演説台でしゃべるスーツ姿の男性と話を聞く年配の人達の写真
ステンレスの壇上に盾を持って横一列に並ぶ人たちの写真

令和5年度を迎えて ~未来につながる挑戦を加速させる~

新年度を迎え、進学・進級や就職など、新しい環境での生活に希望でいっぱいのことと存じます。市民の皆さまがそれぞれの夢の実現を目指し、活躍されることを心からお祈り申し上げます。

令和5年度当初予算は、新たなステージへ踏み出す市民の皆さまを後押しすることで、「挑戦」の動きを更に拡げ、次の新しい挑戦への連鎖を作り出し、加速させていくため、「未来につながる挑戦を加速させる予算」として編成しました。
これまで、「挑戦」をキーワードとしたまちづくりを進めてきた中で、市民・企業・地域が課題に立ち向かう「挑戦」の動きが着実に拡がってきていると感じています。勝興寺の国宝指定という強力な追い風を受け、市民の皆さまによる挑戦をさらに加速させてまいります。
市役所としても、引き続き市民の皆さまの挑戦を全力で応援するとともに、挑戦を支え、必要とされるよう、絶えず変化する市民ニーズに柔軟に対応できる持続可能な行財政運営を実施するため、挑戦してまいります。
市民の皆さまとともに「挑戦」を積み重ね、高岡に関わる多くの方々の共感を呼び込みながら、市民全員で高岡を前へ、前へと押し進めてまいります。

新型コロナウイルス感染症については、国において、令和5年5月8日から季節性インフルエンザと同じ5類感染症に位置づける方針が示され、これまで市民生活に大きな影響を与えてきた新型コロナウイルス感染症への向き合い方に大きな転換期を迎えようとしています。感染拡大以降、市民の命を守り、安心を確保するため、希望する方が速やかにワクチン接種を受けることができる体制の構築等にスピード感を持って取り組んでまいりました。医療従事者の皆さまをはじめ、ご協力いただいた関係者の方々に改めて感謝申し上げます。引き続き、市民の皆さまが普段の生活や経済・社会活動を安心して進めていけるよう、的確な情報提供や様々な活動への支援等に努めてまいります。

令和5年4月1日 高岡市長 角田 悠紀

アクリル板が設置された上段の席に座るマスクにスーツ姿の二名の男性と、下段でアクリル板が設置された席で演説するスーツ姿の男性の写真
アクリル板が設置された上段の席に座るマスクにスーツ姿の四名の男性と、下段でアクリル板が設置された席で演説するスーツ姿の男性の斜めの写真

新年のごあいさつ 高岡を前へ~「持続可能な未来都市 高岡」の実現を目指し、挑戦する~

新年明けましておめでとうございます。市民の皆様には、希望に輝く新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

去る12月12日、勝興寺「本堂」と「大広間及び式台」が国宝に指定されました。23年もの長きに渡り進めてきた保存修理をはじめ、国宝化に向けた取組みに対し、これまでご尽力をいただいた関係各位に厚く御礼を申し上げます。また、昨年10月に国宝指定の答申を受けて以降、多くの方に勝興寺へお越しいただく中で、地域の皆様方に駐車場の整理・案内やガイド等、おもてなしの精神でご尽力いただいており、その想いに改めて敬意を表する次第です。この国宝指定により、県内で瑞龍寺に続く2例目となり、また、市内2箇所に国宝建造物を有する自治体は北陸唯一となりました。2件の国宝に加え、3箇所の重要伝統的建造物群保存地区、2つの日本遺産ストーリー、さらにはユネスコ無形文化遺産を有する「歴史都市高岡」の舵取り役として、大きな責任を感じていますが、まずは市民の皆様とともに喜びを分かち合いたいと思います。

挑戦をテーマにまちづくりを進める中で、クラウドファンディングたかおか事業を活用した新規開業への挑戦となるサカサカ内「Piilo(ピイロ)」の営業開始や「子育てシェアハウスあかまる」のリニューアルオープン、中心市街地の新たな賑わい創出への挑戦となる「クラフトマルシェ」の実施、「御旅屋人マーケット」の開催、持続可能な高岡型コミュニティ交通の実現への挑戦となる「もりまる」、「のむタク」、「ノッカル」の取り組みなど、市民の皆様による新たな挑戦が芽吹き、具体的な行動として拡がってきています。

引き続き、主体的に地域課題の解決に挑戦される方々を市役所として全力で応援することにより、新たな「挑戦の種」を育む好循環を創りだすとともに、「挑戦の連鎖」による化学反応やイノベーションを起こし、高岡を前へ進めるエネルギーを生み出してまいります。

新型コロナウイルス感染症については、日本全体として、いわゆる「ウィズコロナ」の動きが見られるようになっています。その一方で、感染状況は全国的に拡大傾向にあり、季節性インフルエンザとの同時流行も懸念されています。市民の皆様には、改めて感染対策の徹底をお願いします。

20年、30年先も赤ちゃんからお年寄りまで、誰一人取り残さない豊かで暮らしやすいまち、そして、市民、地域、企業それぞれが主体となって活躍し、次の世代へとしっかりと引き継いでいけるまち「持続可能な未来都市 高岡」の実現を目指し、ともに考え、ともに汗をかき、ともに挑戦し、ともに高岡を前へ進めてまいります。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

令和5年1月1日 高岡市長 角田 悠紀

お寺本堂の前に割れたくす玉二つと下にひかれたレッドカーペットの上でテープカットを行う人たちの写真

就任2年目を迎えて~共に考え、共に行動するまちづくりへ~

私が市長に就任をして1年を迎えました。この間、ご支援とご指導を賜りました市民の皆様、市議会の皆様、関係機関並びに関係団体の皆様に対して、改めて心からお礼申し上げます。

この1年間は、新型コロナウイルス感染症から市民の皆様の命と暮らしを守るため、ワクチン接種体制の強化をはじめとした感染症対策に最優先で取り組んでまいりました。このような中でも、できる限り私自身が現場に足を運び、自分の目と耳で地域の皆様の声を見聞きし、感じることを常に心がけ、その中で、地域・事業者・各種団体の皆様の想いと市職員の気持ちや意欲を繋げていくこと、さらに、市役所と一緒になって解決策を考え、行動していただける皆様を増やしていくことに、市長としての大きな役割があると改めて感じております。

本市を代表する祭礼行事である高岡御車山祭は、残念ながら奉曳が雨天中止となりましたが、宵祭やライトアップを実施していただき、来年の開催に向けてしっかりと繋がったと確信しております。また、伏木曳山祭は、関係各位のご尽力により感染症対策に万全を期したうえで開催され、例年にも増して地域のエネルギーが溢れる勇壮な祭りとなりました。伝統を引き継ぎながらも、新たな時代を創る覚悟を持って「新しいカタチ」への挑戦をしていただいた姿に、高岡市の新たな可能性と市民の皆様の底力を感じたところです。

また、「クラウドファンディングたかおか事業」による中心市街地の賑わい創出や親子が気軽に足を運べるコミュニティづくり、市民協働型の地域交通システムの実証運行など、市民の皆様の新しい挑戦が動き出しており、一歩ずつ市民の皆様と共に考え、行動するまちづくりが進んでいると感じております。

引き続き、「持続可能な未来都市 高岡」の実現に向け、市民一人ひとりが個性や能力に応じて何事にも挑戦し、市役所はその挑戦をしっかりと支え、市民の皆様と共に高岡の新しい未来を創ってまいります。また、「今」と「未来」の双方の視点から「できる、できないではなく、どうすればできるのか」を常に意識しながら、1つでも多くの市民の皆様の『挑戦』が生まれる高岡を目指してまいります。

16万7千の市民の皆様のために、これからも全力を尽くし高岡を前へ進めてまいります。何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

令和4年7月12日 高岡市長 角田 悠紀

追伸 写真は議会参与に新しい仲間を迎えた6月議会の様子です。皆様に高岡市役所の取り組みが届くよう情報発信を強化してまいります。

奥の上段に座る二名のスーツ姿の男性のとその前の演説台で話すスーツ姿の男性の引きの写真

新年度を迎えて~挑戦を生み、挑戦を支える~

新年度を迎え、進学、進級や人事異動、転勤など、新しい環境での生活に希望でいっぱいのことと存じます。市民の皆さまがそれぞれの夢の実現を目指し、活躍されることを心からお祈り申し上げます。

令和4年度は、『挑戦』を一つのキーワードとし、高岡の新しい時代の幕開けとなるよう、積極的な内容を盛り込んだ「挑戦型」の予算を編成しました。20年、30年先も赤ちゃんからお年寄りまで、誰一人取り残さない豊かで暮らしやすいまち、そして、市民、地域、企業それぞれが主体となって活躍し、次の世代へとしっかりと引き継いでいけるまちとして、「持続可能な未来都市 高岡」の実現のために、市民一人ひとりが個性や能力に応じて何事にも挑戦し、市役所はその挑戦をしっかりと支え、ともに未来を切り拓いていきたいと考え、市民の皆さまと同じ目線で、どうすればできるのかをともに考え、一緒に汗をかくまちづくりを進めていきます。生まれた挑戦は、次の新しい挑戦を生み出します。こうした好循環を市民の皆さまとともに作ってまいります。

また、今年度から、総合計画第4次基本計画がスタートしました。人口減少・少子高齢化が進む中で、長期的な視点に立ち、次の世代からも共感を得られるまちづくりを展開していくとともに、新たな時代の潮流を取り入れた変革に挑戦します。これまで築き、磨き上げてきた都市の強み、まちの魅力を最大限に活かすべく、「ひと」をまちづくりの主役と捉え、市民の皆さまをはじめ、高岡に関わるすべての「ひとの力」で、持続可能で進化し続けるまちを目指していきます。

依然として、新型コロナウイルス感染症が全国的に猛威を振るっています。感染拡大を防ぐため、市民の皆さまには、マスク着用、人との距離の確保、こまめな手洗い、3密の回避の徹底など、基本的な感染防止対策の継続をお願いします。

感染症から身を守るためには、これまで以上に“感染しない”、“感染させない”意識と行動を徹底して日常生活を過ごすことが何より大切です。ご自身を守るだけでなく、大切な家族や職場の同僚、友人の命を守るためにも、引き続き、緊張感を持った行動をお願いします。

令和4年4月1日 高岡市長 角田 悠紀

新年のごあいさつ 高岡を前へ~「持続可能な未来都市 高岡」の実現に向けて~

新年明けましておめでとうございます。
市民の皆様には希望に輝く新年をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。

昨年7月の高岡市長選挙において、市民の皆様のご支援とご支持を賜り、市長として市政をお預かりすることとなりました。誠に光栄であるとともに、その責任の重大さを痛感し、皆様のご期待に応えられるよう強い使命感を持って、『高岡を前へ』進めてまいります。引き続き、市民の皆様の特段のご指導とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

昨年を振り返りますと、7月から8月にかけて、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されました。本市にゆかりの選手が柔道競技及びバドミントン競技に出場され、柔道競技混合団体において、向翔一郎選手が見事銀メダルを獲得されました。また、本市がホストタウンとなったポーランド共和国のレスリング選手が銅メダルを獲得されるなど、コロナ禍で試合に向けた調整や準備の難しい中、最後まで諦めず全力で戦う堂々たる姿に、私たち高岡市民は大きな勇気と感動をいただきました。

新型コロナウイルス感染症対策の要として進めてまいりましたワクチン接種については、11月末には、希望された市民の皆様のほとんどが2回の接種を完了したものと考えております。ご理解とご協力を賜りました医療従事者の方々をはじめ、関係並びに市民の皆様に心から感謝申し上げます。12月には、3回目の接種を医療従事者から開始しており、引き続き、希望される市民の皆様が安心してワクチンを接種できる環境づくりを進めてまいります。

加えて、社会経済活動への各種支援については、飲食店向けのキャッシュレス還元事業や市内商工団体が発行するプレミアム商品券への上乗せ支援を実施することで、本市の経済活性化に繋げるとともに、コロナ禍による厳しい経済状況を踏まえ、今後とも様々な機会を通じて、引き続き、きめ細やかな支援を行ってまいります。

現在、高岡を前へ進めるための令和4年度予算編成に取り組んでおります。本年は、総合計画第4次基本計画をはじめ、デジタルトランスフォーメーションの推進やカーボンニュートラル実現に向けた取り組みなど、「持続可能な未来都市 高岡」の実現に向け、積極的に挑戦してまいります。

市長に就任して約半年、「高岡を前へ進めていきたい」という一心で臨んできました。様々な機会を通じて、多くの方々とお話をさせていただく中で、皆様の想いや考えから、これまでの本市の取り組みなど、行政の継続性もしっかりと確保しながら、市民の皆様とともに新しい高岡を作っていくことが大切であると考えております。高岡市に笑顔が溢れ、皆様が安心して暮らし続けることができるよう、市民一人ひとりが個性や能力に応じて自分らしく何事にも挑戦できる、市民・地域・企業それぞれが主役となるまちづくりを進めてまいります。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

令和4年1月1日 高岡市長 角田 悠紀

就任のごあいさつ

この度の選挙で多くの皆様からご信任をいただき、高岡市政を担わせていただくこととなりました。その責任の重さに改めて身の引き締る思いであり、皆様から寄せられた期待と信頼にお応えできるよう、全身全霊で取り組んでまいる所存です。

今、私が喫緊に取り組むべきは、新型コロナウイルス感染症の対策だと考えています。ワクチンの接種も始まる中、いまだ収束の兆しが見えません。市民の安全と安心、そして生活を守るため、体制の強化やスピード感のある積極的な対応を行ってまいります。

また、私には思い描く持続可能な未来都市高岡の姿があります。その実現には、市民の皆さんが主役となり、市役所がサポートに徹する体制づくりが不可欠です。そのために必要な職員の意識醸成や稼ぐ力の向上を確実に進めることで、真に市民の皆さんに必要とされる行政への転換を図ってまいります。

今後、皆様としっかりと対話を重ねながら、「高岡再始動計画」を着実に実行に移し、確実に前に進んでまいりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。

令和3年7月12日 高岡市長角田悠紀

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