Vol.24 東日本大震災の年に生まれた赤ちゃんが中学校の卒業式に

更新日:2026年03月23日

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市長は小学校と中学校、それぞれ一つの学校で祝辞を述べます。

 

3月12日、伏木中学校ではこんな内容の話をしました。

伏木中学校の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

3年間、よく頑張りましたね。晴れの日を迎えられました。

 

保護者の皆さま、15年間育ていただき、ありがとうございます。そして、おめでとうございます。

 

地域の皆さまにも感謝しております。子どもたちを見守っていただいたので、子どもたちは、安心して3年間、学校に通うことができました。

 

そして、教職員の方々、ありがとうございます。3年間、教育していただき、感謝しております。皆さまに支えていただき、今日の日を迎えられました。

私は一人一人のお顔をみながら、それぞれがいろいろな経験をなさったのだろうと、勝手に想像していました。

勉強のこと、スポーツのこと、さまざまな体験をなさったことでしょう。

 

友達とのお付き合い。笑い、楽しかった日々。一方で、うまくいかなかったこともあるに違いありません。

今後、皆さんはそれぞれの道を歩きます。楽しいことだけではありません。辛いこともあるかもしれません。

そんな時、ぜひとも伏木中学の同級生や先生に相談してください。

同級生や先生、さらには下級生も皆さんの応援団です。

そして、誰よりも応援してくれるのは、家族です。どんな時でも応援してくれます。

さて、2年前の令和6年能登半島地震で、伏木地区は大きな被害に見舞われました。高岡市も全力でご支援していますが、復興への道のりはまだ遠いでしょう。

 

でも先日、伏木中学校を訪れた際、必ず復興は可能だと思いました。

校長先生は、こんなことをおっしゃったのです。

「伏木中学の生徒ほど、地元愛の強い子はいない。」

 

伏木のけんか山などに参加し、伏木を盛り上げようとしている子どもが多いというのです。その強い伏木愛があれば、必ず復興はできます。

 

さて、15年前の昨日、東日本大震災が発生しました。

一瞬の地震と津波で、2万2230人が犠牲となったのです。

当時、私はテレビ局の報道の責任者でした。

震災報道一色で、日本中が悲しみに包まれていました。

でも、私はこんな中にも希望があると思って、部下に震災の年に生まれてきた赤ちゃんの取材を指示しました。赤ちゃんは希望の星です。

 

考えてみれば、その年に生まれた赤ちゃんが今日卒業する皆さんなのです。

震災の時に生まれた赤ちゃんがこんなに大きくなりました。

皆さん、生まれてきてくれてありがとう。

保護者の皆さま、生んで、育てていただきありがとうございます。

 

皆さんには希望にあふれた人生が待ち受けています。高岡市も、皆さんを応援します。