高岡市におけるごみ処理の現状
市内全域を計画収集区域とした分別収集システムを確立し、逐次、見直しを行うことにより、その適正処理に努めてきました。
1 ごみ収集事業
平成26年10月から9種類(燃やせるごみ、飲食用缶類、飲食用ペットボトル、飲食用びん、プラスチック容器、高分子系ごみ、金属類・家電品類、古紙類、乾電池等有害ごみ、陶磁器類)の分別収集体制に変更しました。
ごみ収集業務については、効率化と処理経費の削減のため業務の一部を民間の収集運搬許可業者に委託しており、今後とも、委託の拡大を図ることとしています。
2 ごみ処理事業
平成26年10月から、ごみの焼却処理を円滑に行うため、氷見市、小矢部市とともに構成する高岡地区広域圏事務組合の高岡広域エコ・クリーンセンターを共同運営しています。
3 最終処分場(埋立処分場)
埋立処分場は、昭和43年8月に国吉地先の山間地に6,292平方メートルの用地を取得し、同年10月からサンドイッチ方式による埋立てを開始しました。その後、昭和53年度には拡張用地41,108平方メートルを取得して、埋立可能容量533,000立方メートルを整備、また、平成10年度には、C地区(埋立容量約112,000立方メートル)の施設整備、平成19、20年度において、C地区の北西側にD地区(埋立容量約115,000立方メートル)を整備し、併せて浸出液処理施設に高度処理設備を備えて、適正な埋立処分に努めています。
4 し尿処理
高岡地区は、し尿・浄化槽汚泥について「高岡市し尿処理施設」において好気性消化処理されている。
また、福岡区域は、し尿・浄化槽汚泥・集落排水汚泥について砺波地方衛生施設組合の広域処理施設「クリーンシステムとなみ」において、膜分離高負荷脱窒素処理+高度処理されている。
収集体制は、株式会社高岡市衛生公社とデムラ工業株式会社(戸出・中田地区担当)の2社を許可業者とし、福岡区域は、有限会社福岡クリーン・アルファに委託し、円滑な収集に努めている。
なお、し尿収集量は、公共下水道の整備拡充に伴う水洗化、あるいは浄化槽の普及によって年々減少してきています。
更新日:2024年03月25日