高岡市都市計画公園・緑地の見直しガイドライン
高岡市では、55箇所、約428ヘクタールの公園・緑地を都市計画決定し、順次計画的に整備を進めてきました。しかしながら、その7割以上の約301ヘクタールが未供用(うち約2ヘクタールが未着手の施設)であり、この大半が当初の都市計画決定から20年以上を経過していることから、公園・緑地が計画されている土地の所有者に長期にわたって建築制限を課しているなどの問題が生じています。(数字は平成30年3月31日現在)。
一方、高齢化や人口減少の進行、防災・減災対策へのニーズの高まり、集約型都市構造への転換など、近年の社会情勢の変化に伴い、都市における公園・緑地に期待される役割は大きく変化しています。
「高岡市都市計画公園・緑地の見直しガイドライン(以下、「見直しガイドライン」という)」は、このような情勢の変化を踏まえ、都市計画決定後、長期未供用である公園・緑地の見直しに取り組むための基本的な考え方を示したものです。本見直しガイドラインは富山県策定「都市計画公園・緑地の見直しガイドライン」を基本に、本市の地域特性等を反映し策定しました。
高岡市都市計画公園・緑地の見直しガイドライン (PDFファイル: 3.4MB)
策定経緯等
この見直しガイドラインの策定にあたっては、市民意見募集の実施(令和元年11月)や、学識経験者等のご意見をいただきながら検討を進めてきました。
このたび、令和2年2月の高岡市緑化審議会での審議を経て、とりまとめられた成案を、令和2年3月18日に公表しました。
今後の取り組み
今後は、一部区域供用済および全区域未供用の都市計画公園・緑地の15箇所について、本見直しガイドラインに基づき順次見直しを行います。
更新日:2024年03月25日