越前国際交流基金留学生派遣受入事業(令和元年度)

更新日:2024年03月25日

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高岡市では姉妹・友好都市との交流を促進し、市民相互の理解を深め、国際的視野を有する市民の育成を図るため設置した「高岡市越前国際交流基金」の運用収益等を活用し、姉妹都市アメリカ・フォートウェーン市との高校生の相互派遣・受入事業を行っています。
このたび、本市では令和元年(2019年)6月14日(金曜日)~6月26日(水曜日)の日程で、高校生6名、引率1名を受入しました。留学生逹は滞在期間中、ホスト校である伏木高校の生徒宅にホームステイをしながら日本の文化や生活に触れ、交流を深めました。

期間

令和元年(2019年)6月14日(金曜日)~26日(水曜日)13日間

主な行事

  • 市長表敬訪問
  • 歓迎パーティー
  • ホスト校伏木高校での授業体験、クラブ活動体験
  • 伏木小学校訪問(授業体験、給食体験など)
  • 市内観光(雨晴海岸、国泰寺、金屋町など)
  • 伝統工芸製作体験

交流の様子

スーツ姿の男性と若者たちが笑顔で集合している写真

高岡市長表敬

アメリカと日本の国旗が窓ガラスに飾られた前に6人の留学生が立ち、その内の1人がマイクで発表をしている写真

歓迎夕食会

たくさんの花の写真がびっしりと天井まで貼られた部屋の見学をする4人の男女の写真

ショウワノートを見学

法被に鉢巻姿で木の板を持って石畳を横に並んで歩く男性たちの写真

御印祭に参加

机に大勢の体操服姿の子供が座り、黒板を背にして留学生たちが子供たちに発表をしている写真

伏木小学校で英語の授業体験

和室の中、座っている坊主の前で円になって座禅を組む4人の留学生と椅子に腰かける女性の写真

国泰寺で座禅体験

赤いTシャツを着た留学生が型に液体を注ぎ、それを頭にタオルを巻いた男性と留学生たちが眺めている写真

鋳物体験

駅の改札横で若者やスーツ姿の男女が2列に集合している写真

新高岡駅にて

越前国際交流基金の概要

高岡市出身の故越前浅吉(こしまえあさきち)氏は、生前に北海道の帯広市で業を成されました。
氏は、郷里高岡に深い愛着を持ち、毎年幾度となく本市を訪問され、常々から郷里に恩返しをしたいと考えておられました。このことから、氏の死後、遺族の方々が協議され、1989年9月(平成元年)、高岡市に一億円を寄付されました。その際、「国際交流がこれからますます盛んになってくる。高岡市の若い高校生を海外に派遣することにより、外国の生活体験を通じて真の国際理解と親善に寄与するとともに、将来高岡市のリーダーとして活躍してほしい。」との願いを表明されました。

高岡市では、国際姉妹・友好都市との交流を促進し、市民相互の理解を深め国際的視野を有する市民の育成を図るために、一億円を『高岡市越前国際交流基金』として設置しました。また、同基金の運用を図るための運営委員会を設け、同基金の運用収益等により、上記の目的に沿った国際交流事業を実施することとしました。

1990年(平成2年)から、高岡市在住の高校生を姉妹都市のフォートウェーン市に派遣するとともに、フォートウェーン市から高校生を受け入れています。これまで派遣20回、受入21回を実施し、両市合わせて200名以上の高校生が参加しています。

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