2024年越前国際交流基金留学生派遣受入事業
高岡市では姉妹・友好都市との交流を促進し、市民相互の理解を深め、国際的視野を有する市民の育成を図るため設置した「高岡市越前国際交流基金」の運用収益等を活用し、姉妹都市アメリカ・フォートウェーン市との高校生の派遣・受入事業を行っています。
このたび、2024年3月に高岡市の高校生5名をフォートウェーン市へ派遣しました。 また、同年6月には、フォートウェーン高校生8名を高岡市で受入れました。 留学生逹は滞在期間中、ホームステイをしながら様々な文化体験や市内見学を通し、 お互いの文化や生活に触れ、交流を深めました。
令和6年度越前留学生受入事業 派遣生徒・受入生徒の集合写真

ホスト高校及び事業期間
派遣事業
ホスト高校:サウスサイド高等高校
令和6年(2024年)3月11日(月曜日)~3月24日(日曜日)の13日間
受入事業
ホスト高校:富山県立高岡高等学校
令和6年(2024年)6月9日(日曜日)~6月20日(木曜日)の12日間
主な事業
3月派遣
- 歓迎会
- 姉妹都市委員会との昼食会
- 市長表敬訪問
- サウスサイド高校での授業・交流
- ホスト生徒宅でのホームステイ
- 市内見学(フォートウェーン歴史博物館、エンバシー劇場、フォーリンジャー・フライマン植物園、アレン群裁判所、フォートウェーン美術館)
- パデュー大学での授業・交流
- 送別会
6月受入
- 歓迎会
- 市長表敬訪問、議会表敬訪問
- ホスト生徒宅でのホームステイ
- 高岡高校での授業・交流
- 市内見学(勝興寺、万葉歴史館、雨晴海岸、高岡消防署、山町筋、御車山会館)
- 文化体験(万葉華太鼓)及び伝統工芸体験(高岡地域地場産業センター)
- 古城公園での送別会・御印際の見学
3月派遣の様子
サウスサイド高校での授業・交流






市内見学と体験
フォートウェーン市長表敬訪問
姉妹都市委員会との昼食会
エンバシー劇場見学
パデュー大学見学
パデュー大学の学生との交流
パブリックアート壁画見学
6月受入の様子
高岡高校での授業・交流




市内見学と体験
歓迎会
高岡市長表敬訪問
高岡消防署見学・体験
勝興寺見学
和太鼓体験(万葉華太鼓)
万葉歴史館にて万葉衣装体験
雨晴海岸散策
漆器づくり体験
鋳物づくり体験
送別会
越前国際交流基金の概要
高岡市出身の故越前浅吉(こしまえあさきち)氏は、生前に北海道の帯広市で業を成されました。
氏は、郷里高岡に深い愛着を持ち、毎年幾度となく本市を訪問され、常々から郷里に恩返しをしたいと考えておられました。このことから、氏の死後、遺族の方々が協議され、1989年9月(平成元年)、高岡市に一億円を寄付されました。その際、「国際交流がこれからますます盛んになってくる。高岡市の若い高校生を海外に派遣することにより、外国の生活体験を通じて真の国際理解と親善に寄与するとともに、将来高岡市のリーダーとして活躍してほしい。」との願いを表明されました。
高岡市では、国際姉妹・友好都市との交流を促進し、市民相互の理解を深め国際的視野を有する市民の育成を図るために、一億円を『高岡市越前国際交流基金』として設置しました。また、同基金の運用を図るための運営委員会を設け、同基金の運用収益等により、上記の目的に沿った国際交流事業を実施することとしました。
1990年(平成2年)から、高岡市在住の高校生を姉妹都市のフォートウェーン市に派遣するとともに、フォートウェーン市から高校生を受け入れています。これまで派遣21回、受入22回を実施し、両市合わせて200名以上の高校生が参加しています。
この記事に関するお問い合わせ先
文化国際課
〒933-8601 富山県高岡市広小路7-50
電話番号:0766-20-1236
ファックス:0766-20-1666





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更新日:2025年11月19日