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更新日:2023年11月13日
高岡市消防本部管内(高岡市、氷見市)で、令和5年(11月1日現在)に39件の火災が発生し、前年同期の29件より10件増加しています。火災種別でみると、建物火災が21件と最も多くなっています。例年の火災発生状況をみても、建物火災が多く、管内で発生している火災の半数以上を占めます。
11月に入り空気が乾燥し、さらに火災が発生しやすい季節を迎えます。火の取り扱いは、十分に注意しましょう。
<高岡市消防本部管内(高岡市、氷見市)火災発生状況(11月1日現在)>
令和5年に高岡市消防本部管内で発生した建物火災用途別の内訳は、件数の多い順に「一般住宅」が12件、「飲食店」、「工場・作業所」が各3件、「葬儀場」「事務所」が各1件となっています。原因別の内訳は、多い順に「電灯電話等の配線」が4件、「配線器具」、「こんろ」が各2件、「火入れ」、「漏電」などが各1件となっています。
全国的にも建物火災は、「住宅」をはじめ、「工場・作業所」、「事務所」で多く発生し、また、「こんろ」や「たばこ」、「電気機器・配線」などの原因が多くなっています。
このことから、建物火災は様々な場所や原因で発生し、身近で起こりうるものであることがわかります。
<参考データ(総務省消防庁 火災統計)>
建物用途別に防火対策をまとめました。日ごろから建物火災に対する火災予防を習慣づけし、大切な命・財産を守りましょう。
<住宅防火対策>
住宅防火 いのちを守る 10のポイント(外部サイトへリンク)
・4つの習慣
1、寝たばこは絶対にしない、させない。
2、ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
3、こんろを使うときは火のそばを離れない。
4、コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。
・6つの対策
1、火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する。
2、火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。
3、火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類及びカーテンは、防炎品を使用する。
4、火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく。
5、お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。
6、防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う。
<事業所防火対策>
1、火災の際の通報、消火及び避難の体制を確立する。
2、消火器等の消火設備の使用方法を日ごろから確認しておく。
3、消防用設備等の維持管理(点検等)を徹底する。
4、避難経路は、常に整理整頓し、物品の転倒防止対策をとる。
5、防火戸や防火シャッターなどに障害となる物品を置かない。
6、夜間・休日等の警備体制を確立する。
7、放火対策として、敷地内に燃えやすいものを集積しない。
8、喫煙場所を指定し、たばこの後始末を確実に行う。
また、原因別防火対策は、高岡市ホームページ内に別の掲載がありますので、下記のリンクよりご確認ください。
<原因別防火対策(市ホームページ内リンク)>
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