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更新日:2022年5月17日
~400年の歴史から1300年の歴史へ~
第2期計画が認定されたことにより、歴史都市高岡は次なるステージへと進みます
本市の歴史は古く、天平の時代に、万葉の歌人・大伴家持が越中国守として現在の伏木にあった国府に赴任し、高岡の自然や風物に感銘を受け、多くの秀歌を詠むなどした万葉の故地です。
慶長14年(1609)には加賀前田家2代当主・前田利長により高岡城の城下町として開町され、その後、商工業都市高岡として発展してきました。金工、漆工、菅笠等の歴史と伝統を反映した工芸・民俗技術は現代にも継承されており、高岡御車山祭など地域固有の祭礼・年中行事が営まれています。
本市では、本市固有の歴史的資産や伝統文化・工芸技術を維持・向上させ後世に継承するため、平成23年度に高岡市歴史的風致維持向上計画(高岡市歴史まちづくり計画)を策定し、高岡御車山の保全修理事業や山町筋・金屋町の道路修景整備、伝統工芸産業希少技術の継承などの様々な事業に取り組んできました。
令和3年度からの第2期計画では、近世から近代における歴史と伝統を基本に今まで取り組んできた事業に加え、古代からの歴史的資産と合わせ、歴史や伝統を再構築し、観光資源として活用を図りながら、「歴史都市」の魅力をさらに高めるまちづくりを目指します。
これらが一体となって形成してきた良好な市街地の環境のことを指します。(歴史まちづくり法第1条)
計画に基づく事業の進行状況について評価し、公表しています。
令和3年度からは、引き続き、第2期計画についての評価を行っていきます。
高岡市歴史的風致維持向上計画では、歴史的風致の維持向上を重点的に推進する必要がある範囲(重点区域)を定めています。
重点区域内において歴史的風致を形成しており、かつ、その歴史的風致の維持向上のために保全を図る必要があると認められる歴史的建造物については、歴史的風致形成建造物に指定しています。
次のいずれかに該当する歴史的建造物を指定します。
次のいずれかに該当する歴史的構造物を対象とします。
指定番号 | 建造物の名称 | 所在地 | 指定年月日 |
---|---|---|---|
第1号 |
高岡市伏木湊町7-1 | 平成24年8月1日 | |
第2号 |
高岡市川原町7-25 | 平成24年8月1日 | |
第3号 |
高岡市御馬出町68 | 平成25年7月10日 | |
第4号 |
高岡市吉久2-3-15 | 平成25年7月10日 | |
第5号 |
旧伏木測候所庁舎・測風塔(PDF:127KB) | 高岡市伏木古国府12-5 | 平成25年7月10日 |
第6号 |
旧秋元家住宅(PDF:118KB) | 高岡市伏木古国府7-49 | 平成25年7月10日 |
第7号 |
大手町神明社拝殿(PDF:128KB) | 高岡市大手町87-14 | 平成26年8月26日 |
第8号 |
有藤家住宅(PDF:117KB) | 高岡市吉久2-3-13 | 平成26年8月26日 |
第9号 |
五福町神明社本殿(PDF:135KB) | 高岡市五福町12-50 | 平成28年8月1日 |
歴史的風致維持向上計画の作成及び変更に関する協議ならびに認定歴史的風致維持向上計画の実施に係る連絡調整を行うために、高岡市歴史まちづくり協議会を設置しています。(歴史まちづくり法第11条第1項)
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