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更新日:2022年3月3日
※「北陸のやさい作り」北国新聞社発行を参照しております。
じゃがいもはなす科の野菜で、原産地は南アメリカのチリだといわれています。冷涼な気候を好みますが、霜に弱いので注意が必要です。
家庭でたくさん使われている野菜のひとつであり、栄養価の点でも、ビタミンB1やC、カロリーに富むアルカリ性食品なのでたいへん優れています。
利用法もたくさんあり、新物は煮物に、貯蔵物はフライドポテトやポテトチップス、サラダ、マッシュポテト、コロッケにしましょう。
品種 |
男しゃくメイクイン |
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うね幅 |
80cm間隔25cm(中央部に1個ずつ) |
植付け |
4月1日~4月10日 |
切断したあと少し切り口を乾かして植えつけます。これは、切り口が下になるように植え溝に置いていきます。切り口を上にすると、いもが腐りやすくなるからです。種いもを全部置き終わったら、種いもと種いもの間へ堆肥をひとつかみずつ施し、化学肥料もその上からやります。
5月1日~5月10日
植えつけ後15~20日たつと芽が出てきます。発芽の仕方は、種いも1個につき1本とは限らず、たくさん出てくるものもあります。これを放置しておくと良いものが収穫できないので、草丈が8~10cmのころ、株元を手で押さえながら、1~2本残してかきとります。
5月5日~5月15日
芽が15cmに伸びたころと、その後半月たったころの2回、株元に5cmの厚さに土寄せします。追肥は、じゃがいもの生育がすすみ、つぼみが見え始めたころが良く、株元から10cmほど離して、化学肥料を少量施します。
6月20日~7月10日(茎葉が枯れはじめごろ)
6月末~7月はじめのころにさぐり掘りをするのも楽しいものです。一般には、茎葉が黄変したころ、晴天つづきを見はからって収穫します。ある程度乾いたら日陰に移し、うすくならべて乾燥させます。あまり日にさらすといもが緑色に色づいてしまうし、積みあげて貯蔵すると腐りやすいものです。かならず暗い所で木箱などにうすく並べて貯蔵します。
1個当たり100gのものは4つ切り
69gのものは2つ切り
観察事項
高岡市農業センター
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