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更新日:2017年6月8日

平成29年 高岡市議会6月定例会

平成29年 高岡市議会6月定例会市長提案理由説明(抄)

一 市政の運営にあたって

二 市政の重点課題について

一 市政の運営にあたって

平成二十九年六月定例会の開会にあたり、提案理由の説明に先立ちまして、私の市政運営に対する所信の一端を申し上げます。

天皇皇后両陛下ご来市について

まず初めに、先月二十七日、「第六十八回全国植樹祭」のためご来県された天皇・皇后両陛下に、高岡御車山会館をご視察いただきました。お降りになった新高岡駅をはじめ、沿道では大勢の市民のお迎えをお受けいただくとともに、高岡を代表する歴史・文化を両陛下にご覧いただくことができましたことを大変うれしく思っております。また、ご皇室の眞子内親王殿下がご婚約にむけての準備を進めておられると伺っており、市民の皆様とともに心からお祝い申し上げます。

富山県高岡看護専門学校について

次に、高岡駅前の新たな顔、ソラエ高岡内に富山県高岡看護専門学校が開校しました。多くの若々しい学生たちが学び、交流していることはもとより、駅周辺施設の利用や、高岡御車山祭当日に三百人を超える学生が高岡の歴史文化に親しむ地域交流活動を行うなど、駅周辺のにぎわいが増してきていると感じております。

複合商業施設「山町ヴァレー」オープンについて

また、山町筋では、伝統的な町家を活用した複合商業施設「山町ヴァレー」がオープンし、今後、山町筋における新たな交流拠点として発展されることを期待しております。引き続き、高岡駅前東地区整備や末広西地区の再開発支援など、中心市街地のにぎわいと魅力ある空間の創出を図ってまいります。

高岡御車山祭について

五月一日、ユネスコ無形文化遺産登録後初めて行われた高岡御車山祭は、国内外からたくさんの観光客においでいただいたほか、「高岡の歴史文化に親しむ日」を利用して多くの市内小・中学生らが山町界隈を訪れ、にぎわいをみせました。また、高岡御車山祭は東京オリンピック・パラリンピックに向けた文化プログラム「beyond2020プログラム」に認証されました。世界への発信も含め、今後も高岡の歴史・文化の魅力を積極的に発信してまいります。

アメリカのフォートウェーン市の訪問団について

先月十八日から四日間、姉妹都市提携四十周年記念として、アメリカのフォートウェーン市の訪問団をお迎えいたしました。漆器制作体験や日本伝統工芸富山展の鑑賞など、本市に根付いた伝統文化の一端に触れていただくとともに、医療分野や経済界との意見交換など、幅広く交流が進んだことを非常に喜ばしく思っております。

二 市政の重点課題について

それでは、当面する市政の重点課題について申し上げます。

北陸新幹線関連施策について

まず、北陸新幹線関連施策について申し上げます。与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームによって、北陸新幹線の敦賀・新大阪間のルートが三月に決定いたしました。引き続き県や沿線自治体と連携を図りながら、関西地区へのアプローチも含めて早期の全線開業に向けて関係方面に働きかけてまいります。また、先月十九日に、臨時「かがやき」の七月一日から九月三十日までの継続運行決定が発表されました。JR各社はもとより、市議会をはじめお力を尽くして頂いた方々に深く感謝申し上げます。「かがやき」の新高岡駅の定期便化には、まだまだ厳しい状況であります。本年度はこれまで以上に誘客に軸足を置いて、若手職員で構成する「チーム新高岡」により効果的な利用促進策を検討するなど、年間を通して計画的、重点的な事業展開を図ってまいります。更なる利用者増に向けて市民の皆様、関係各位のご協力をお願いいたします。

「とやま呉西圏域」連携中枢都市圏の取り組みについて

次に、「とやま呉西圏域」連携中枢都市圏の取り組みについて申し上げます。

本年度からの本格的な取り組みのスタートとして、二十四の連携事業を推進しているところであります。特に、地元の経営者や大学、行政等が共同し、ビジネスの手法で地域課題を解決する研究を行う広域版「共創ビジネス研究所」のほか、万葉線の利便性向上や城端・氷見線等の鉄軌道の連携強化、六市共同の首都圏における移住サポートステーション(仮称)の設置に向けた調査、就職や転職、Uターン等の就業マッチング支援などに取り組んでまいります。また、これらの広域的な取り組みを圏域の発展に確実につなげるためには国や県の協力・支援が不可欠であり、国・県への要望活動も実施してまいります。

歴史・文化を活かしたまちづくりについて

次に、歴史・文化を活かしたまちづくりについて申し上げます。

日本遺産の構成文化財である重要文化財勝興寺の修理が進んでおり、来年の夏ごろには本坊の一部公開を予定しております。今後も、勝興寺の価値を高め、地域づくりを促進することを通じ、歴史都市高岡の魅力を発信してまいります。

また、大伴家持生誕一三〇〇年記念事業として、記念セレモニーを勝興寺で開催するほか、歌人として大きく花開いた越中国守時代を中心に、家持の波乱万丈の一生を描いた演劇「大伴家持(仮称)」を開催いたします。この演劇では、主要なキャストに和泉元彌さん、とよた真帆さんらの実力派俳優を配し、できるだけ多くの市民の皆様に合唱や劇中で参加いただくことで、プロ集団と市民がともにつくる市民参加型の舞台を目指してまいります。高岡公演の他、全国三会場での連携公演を通し、家持が愛した風景が今に伝わる「万葉のふるさと高岡」を発信し、創作活動に対する興味と関心を深め、創造性豊かな市民が育つことを目指してまいります。

東京オリンピック・パラリンピックに向けた取り組みについて

次に、東京オリンピック・パラリンピックに向けた取り組みについて申し上げます。

各国から多くの方々が日本を訪れるこの機会をとらえ、高岡を大いに発信し、高岡へも訪れていただくようにしたいと考えております。特に本市でも盛んなバドミントンやレスリングなどを中心に、積極的な合宿誘致等に努めてまいります。とりわけレスリングにつきましては、国のホストタウン構想に呼応して、これまで本市と文化・経済面で交流してきたポーランドと、スポーツの面でも交流していきたいと考えております。先月には、本市の教育長らがポーランドレスリング協会を訪れ、二〇一八年、二〇一九年に日本で開催されるレスリング国際大会の事前合宿などを本市で実施することに概ねの合意をいただいたところであります。来月には、私がポーランドを訪問し、ポーランドレスリング協会と事前合宿などを含む交流について覚書を交わす予定としております。締結となった暁には、三月に組織した「東京オリンピック・パラリンピックオール高岡魅力推進市民会議」を中心に、市民を挙げての受け入れ態勢を構築して参りたいと思います。

今任期中最後の定例会にあたって

さて、この六月定例会は、私にとって今任期中最後の定例会となります。この四年間には、高岡市にとって半世紀にわたる課題であった北陸新幹線が開業しました。これにあわせて進めてまいりました都市構造改革も、高岡駅前周辺のソラエ高岡、富山県高岡看護専門学校の完成、開校を契機に、民間主導の都市機能整備を誘発するなど着実に進展しております。ユネスコの無形文化遺産登録、日本遺産の認定、御車山会館の完成をはじめ、「歴史文化都市高岡」が名実ともに充実してまいりました。地方創生の受け皿として、高岡市の「まち・ひと・しごと」づくりはもとより、県西部地域全体としても「とやま呉西圏域」連携中枢都市圏による取り組みがスタートしております。この間の市議会をはじめ市民の皆様のご理解ご協力にあらためて感謝申し上げます。

しかし、人口減少下における地方への定住の促進、ひとづくり、しごとづくり、まちづくりは、緒についたばかりであり、まだまだ、成し遂げるべき多くの課題が山積しております。今年度スタートした新総合計画が描くまちの将来像「豊かな自然と歴史・文化につつまれ 人と人がつながる 市民創造都市高岡」をめざし、「元気なふるさと」づくりに全力を傾けて挑戦してまいる決意であります。

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