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更新日:2016年9月11日

平成28年 高岡市議会9月定例会

平成28年 高岡市議会9月定例会市長提案理由説明(抄)

一 市政の運営にあたって

二 市の重点課題について

一 市政の運営にあたって 

平成二十八年九月定例会の開会にあたり、提案理由の説明に先立ちまして、私の市政運営に対する所信の一端を申し上げます。

台風十号等の災害について 

初めに、先の台風十号をはじめとする災害により不幸にして亡くなられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた多くの方々に対して、心からお見舞いを申し上げます。被災地では、今も多くの方が避難生活を送られておりますが、一日も早く人々の生活やまちの復旧・復興が図られることを心よりお祈り申し上げます。

内閣改造について 

次に参議院議員選挙の結果を受けた先般の内閣改造に際し、富山県選出国会議員としては、高岡市前市長の橘慶一郎衆議院議員が復興副大臣に、また、野上浩太郎参議院議員が内閣官房副長官にご就任されました。お二人には、今までのご経験を生かし、国家の中枢にあって、より高いお立場でご活躍されますことをご期待申し上げます。

改造後の内閣では、重要課題であるデフレからの完全な脱却と民需主導の持続的な経済成長を実現するため、「未来への投資を実現する経済対策」として、事業規模二十八兆円を上回る大型経済対策が閣議決定されたところであります。未来への投資として地域経済に光が当たることを期待しており、本市といたしましても、国の経済対策に呼応しながら地域経済の活性化に取り組んでまいります。

リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックについて 

さて、今年の夏は暑い日が続きましたが、スポーツの分野ではとりわけ熱く燃え上がった夏でありました。リオデジャネイロオリンピックでは、本市にゆかりのある登坂選手、佐々木選手、谷井選手が活躍されました。中でも本市出身の登坂選手は、女子レスリング四十八キロ級におきまして、見事金メダルを獲得されました。私も登坂選手の母校である木津小学校で皆様と共に応援しておりましたが、試合終了間際の逆転劇、最後まであきらめず攻め続けた不屈の精神力は、郷土の私たちに大きな感動を与えました。ふるさとの市民を代表して心からお祝い申し上げますとともに、大きな誇りに思う次第であります。本市といたしましては、今月十八日に市民栄誉特別賞を贈呈するとともに、併せて開催する凱旋パレードにおいて市民の皆様とともにその功績を讃えたいと考えております。

現在開催されているパラリンピックでは、車いすバスケットボールに出場している本市ゆかりの宮島選手はじめ関係の皆様の健闘を願って応援してまいりたいと思います。そして四年後の二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックを目指してこれらの皆さんをはじめ、本市にゆかりのあるアスリートの方々が活躍されることを期待いたします

世界少年野球大会について 

また、先月は、本市を中心に世界少年野球大会が開催されました。王貞治氏が主唱するこの大会では、五大陸十五か国・地域の少年少女が、野球教室や交流試合を通して友情と親善の輪を広げました。また、本市をはじめとする県西部六市で開催された交流行事を通じ、豊かな自然や多彩な歴史・文化・スポーツを体感し、その魅力を感じていただけたものと考えております。

今後、東京オリンピック・パラリンピックの開催効果を本市において最大限に活用するとともに、建設が予定されている総合体育館の利活用を図り、市民一人ひとりが生活の中にスポーツを楽しむことを通じて健康で生きがいのある暮らしができるよう取り組んでまいります。

工芸と文化について 

夏が終わりますと、工芸と文化の秋であります。来月十四日から七日間、上海において、日本の伝統的工芸品を中国に紹介する初の試みとして「第一回日本工芸展in上海 高岡漆器二〇一六」が開催されます。日本に二百二十二品目ある伝統的工芸品の産地の中から、記念すべき第一回目に高岡漆器が選ばれたことは、大変誇らしいことと存じております。高岡を中国の方々に知ってもらう絶好の機会として、私自身も市議会や経済界、業界の方々とともに上海を訪問し、トップセールスで高岡市を紹介するとともに、販路開拓や観光誘客に結び付けてまいりたいと思います。

市内においては、これまで別々に実施されていた工芸都市高岡クラフト展、高岡クラフト市場街、金屋町楽市inさまのこという三つのクラフトイベントを、今年は初めて同時に開催いたします。山町筋や金屋町など歴史あるまちを舞台に、伝統工芸やクラフト作品でまちなかを彩り、作品の展示・販売や食とクラフトのコラボ、ものづくり体験などを展開いたします。加えて新たに見本市を開催して販路の開拓を促進するなど、イベントの連携による相乗効果を最大限に発揮し、ものづくりのまち高岡を強力に発信いたします。

文化につきましては、来年が大伴家持の生誕一三〇〇年に当たることから記念事業を展開したいと考えておりますが、今年度はそのプレイベントの一環として、十月に全国万葉故地サミットを開催いたします。私と多賀城市長が発起人となって万葉にゆかりのある全国の自治体が一堂に会し、万葉故地相互の連携を深めるとともに、万葉の魅力を広く発信したいと考えております。記念すべき第一回を本市が行うことを通じて、一三〇〇年を迎える気運を市民の皆様とともに高めてまいります。

また、十一月には、エンジン02in高岡を開催いたします。昨年三月に開催したエンジン01で芽生えた市民自らが「知の交流」を深めようという思いを絶やさず、さらなる文化振興と地域活性化を図ります。

さらに、十二月には、高岡御車山祭の御車山行事をはじめとして全国の「山・鉾・屋台行事」のユネスコ無形文化遺産登録が予定されております。本市といたしましては、これを契機として関係自治体との連携を強化するとともに、歴史と文化、そしてものづくりが一体となって発展を遂げてきた高岡の魅力を全国、世界へ発信してまいります。

二 市政の重点課題について 

それでは、当面する市政の重点課題について申し上げます。

高岡市総合計画について 

まず、本市総合計画について申し上げます。

去る六月の基本構想に続き、今月八日に本市総合計画審議会から高岡市総合計画基本計画について答申をいただきました。稲垣会長をはじめ委員の方々には、昨年七月の諮問以来、長期にわたり大変熱心にご審議を賜りましたことに対し、心より感謝を申し上げます。新たな基本計画は、「豊かな自然と歴史・文化につつまれ 人と人がつながる 市民創造都市 高岡」というまちの将来像に向け、基本構想の十七の「めざすまちの姿」ごとに、今後五年間の主要な施策、事業を「共創」「再発見」「発信」の三つの視点から取り組むものであります。

この「市民創造都市高岡」づくりにかける私の思いを、市民の皆様にお話しさせていただきたいと考え、先月二十四日からは、「未来高岡」ステップアップトークを開催しており、今年中には、市内三十六地区全てで行うこととしております。市民の皆様にご理解をいただき、この計画に則って必要な施策、事業を推進してまいりたいと考えております。

連携中枢都市圏の形成について 

次に、県西部六市における連携中枢都市圏の形成について申し上げます。

県西部六市では、将来にわたり域内の経済成長を支え、住民の幸せを実現する魅力あふれる圏域形成を目指し、検討を進めてまいりました。先般、中長期的な将来像と戦略を示す「とやま呉西圏域都市圏ビジョン」の案を取りまとめたところであります。これを受け、「とやま呉西圏域連携中枢都市圏」の形成を図るため、今議会に射水市、氷見市、砺波市、小矢部市、南砺市との連携協約締結に必要な議案及び関連事業の補正予算案を提案いたしております。

本市といたしましては、この連携中枢都市圏の取組みを力強くけん引し、圏域の中核的都市としての役割を果たしてまいる所存であります。

北陸新幹線関連施策について 

次に、北陸新幹線関連施策について申し上げます。

先月、新高岡駅に停車する「かがやき」の臨時便が引き続き十一月末まで継続されることが発表されました。JR各社をはじめ、新高岡駅の利用促進にご支援ご協力をいただいた県西部六市、飛騨、能登地域の自治体や関係各位に対し、改めて感謝申し上げます。

今回の継続は、六月に追加した新高岡駅利用拡大のための総合対策に一定の評価をいただいたものと受け止めており、これからの秋・冬シーズンに、誘客・送客両面の強化策による誘発効果を促進し、新高岡駅の利用の勢いを加速させていきたいと考えております。

去る九月三日の「かがやき」一斉乗車の日では、市議会をはじめ、自治会や経済団体などの皆様の積極的な働きかけにより、新高岡駅に停車する「かがやき」の臨時便に、八百名を超す多くの方々に乗車いただき、ほぼ満席とすることができました。この取組みを通じて、市民の熱い想いを十分示すことができたものと考えております。私自身も同便で長野市を訪問いたしましたが、長野駅では加藤市長をはじめ長野市の皆様にお出迎えいただくなど、沿線地域との交流拡大に繋がる良い機会となったとうれしく思っております。

新高岡駅が飛越能地域における交流結節点としての機能を充実していくため、引き続き「かがやき」停車実現に向け、まい進してまいる覚悟であります。議員各位をはじめ市民の皆様、県西部地域並びに飛越能地域の皆様には、改めてご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

都市基盤の整備について 

次に都市基盤の整備について申し上げます。先月、県の都市計画審議会において、市街化調整区域約一〇五ヘクタールを市街化区域に編入することが了承され、来月には正式決定がなされると伺っております。今後は、編入の趣旨に沿って住居や都市機能を適切に誘導するとともに、人口減少や少子高齢社会などの構造的な課題を見据え、コンパクト・アンド・ネットワークの考え方を基本に都市計画マスタープランと立地適正化計画の策定を進めてまいります。

高岡駅前東地区について 

次に高岡駅前東地区について申し上げます。六月末に高岡駅前東地区の地権者等によるまちづくり協議会が設立されました。本市としては、この活動を支援し、官民一体となって高岡駅前東地区整備基本構想の具現化に取り組んでまいります。

年内の完成を目指し建設中の複合ビルにつきましては、現在、ビル全体の姿が見えるまでに工事が進んでおります。高岡駅前東地区複合ビル整備事業推進協議会による名称の募集がされており、今月末にも名称が決定すると伺っております。

駅前ビル跡地の土地利用につきましては、先月締結した株式会社富山銀行との協定に基づき、移転される同行本店との一体感のある空間づくりを進めてまいります。

高岡駅周辺におきましては、これらの動きに加え、民間による宿泊施設の建設が進められているほか、末広西地区では、民間再開発事業が年度内の建築工事着工を目標に進められております。これらの動きを契機として、高岡駅を核とする都市機能の集積を図り、駅を中心とする人の流れが加速するよう、地域の方々と連携しながら取組みを進めてまいります。

 

お問い合わせ

市長政策部秘書課

富山県高岡市広小路7-50

電話番号:0766-20-1218

ファックス:0766-20-1660