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更新日:2023年3月30日
長い期間(おおむね6か月以上)自宅に留まり続け、仕事に就くことや学校へ通うこと、友人と交流することといった社会生活の再開が難しくなっている状態を言います。「ひきこもり」は、誰にでも起こりうることで、自分の身を守る反応でもあります。
要因はさまざまで対人関係のストレスや挫折体験、心の病気や障がいの場合もあります。主な原因が精神疾患であれば、医療機関での治療が優先されます。
「ひきこもり」のご本人は、こころのエネルギーが低下した状態で、焦りや無力感、生活リズムが後ろ倒しになりがちです。周囲も、「甘えてる」、「怠けてる」、「心が弱い」と感じ、何とか外へ連れ出そうとして、叱咤激励してしまいがちですが、このような反応はご本人の“心のより所”を奪ってしまうことにつながり、結果的に状態が悪化してしまいます。
周囲の方々は、「ひきこもる時間が心のエネルギーをためるための必要な時間」だとご理解いただき、まずは見守ってあげてください。
また、ご本人はもちろん、ご家族の方も「ひとりで悩まずに打ち明けることが大切」です。ご相談を受けた方は、「すぐに解決しようと指導したりせず、まずは話を聴いてあげてください」。そうすることで気持ちが軽くなったり、少し先の見通しがもてたりすることもあります。
高岡自立支援総合相談窓口では、ひきこもりについてのご相談を受け、関係機関へつなぐなど、支援を行っています。
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